4.細部の描き込み
細部を描き込んでいきます。
[1]人物・前景の加筆
一番上に新規レイヤー「加筆」を作り、描き込みが足りない部分を上から加筆します。
下図では、主に瞳のハイライト、眉、髪の影などを加筆しています。
色が薄い部分は上に[乗算]レイヤーを作り、色を足していきます。
全体の色味のバランスを見ながら描き進めます。
色が薄いと思ったら[乗算]で色を足し、暗いと思ったら[オーバーレイ]で明るく、描画色をそのまま乗せて塗りたいところは合成モードを変更せず[通常]レイヤーを作成して描き進めます。
[2]背景の調整
合成モード[オーバーレイ]の新規レイヤーを作成し、背景の窓からの光など、明るくしたい部分などを描き込んでいきます。
背景の中で色が強い部分を、合成モード [スクリーン]のレイヤーに薄い水色でなじませるように描画し自然に見せます。空気遠近法の要領です。
[3]下絵のベース色の調整
下絵の黒い部分が気になったので、上に[オーバーレイ]レイヤーを作り、重ねて青みを足します。
[オーバーレイ]レイヤーの不透明度を[27%]にしてちょうどよい濃さにします。
調整した下絵を重ねて表示すると下図のようになります。
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