さまざまな表情の描き方講座

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[1]この講座について

キャラクターの印象を左右する表情。この講座では寝ている時の表情、くしゃみ、照れている表情など、喜怒哀楽以外のさまざまな表情について解説していきます。

この講座を担当するのはイラストレーターのhnkさんです。

講座の最後にはPalmieの動画講座もあるのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

[2]眠気に関係する表情

■あくび

最初に、眠気に関係する表情である「あくび」を紹介していきます。

人があくびをする時の最も自然な表情は、目をつむり、口を大きく開けたものです。大きく口を開けたところを見られるのは恥ずかしい、という心理から手を口元に添える人も多いです。

多くの場合、目からは少量ですが涙が出ます。眉の形は様々で、眉間にしわを寄せたりハの字になったりと、その場の状況や感情によって変化します。

 

■眠そうな表情

眠そうな表情を描くときは、目を伏せ目がちにし、首を少し傾かせるとウトウトしている様子が表現できます。 目をこすらせたり、キャラクターによってはヨダレを垂れさせるといった演出をつけるのも良いでしょう。

 

[3]眠っている時の表情

次に、眠っている時の表情です。

人が眠っている時の最も自然な状態は、完全に目をつむり、無表情になっている状態です。いわゆる、リラックスしている状態です。

 

これだけでも十分眠っているように見えますが、眉や口を少し変えるだけで眠っている時のキャラクターの心理状況などを表現することができます。

例えば、口元を少しニッコリさせると、幸せそうに眠っているように見えます。楽しい夢でも見ているのかな、と相手にキャラクターの状況を想像させることもできます。

 

逆に口をへの字にしたり、歯を食いしばらせ眉をしかめることで、うなされているような表情になります。悪い夢を見ているのか、日頃ストレスが溜まっているのか、というような不安定な状態を演出することができます。

このように、同じ「睡眠」でもキャラクターの状態や心理に合わせて様々な表情を演出することが可能です。

 

[4]くしゃみの表情

次に「くしゃみ」をしている時の表情について紹介していきます。

くしゃみをする時、人は無意識の内に目をつむっていることがほとんどです。そしてほとんどの場合、目を強くつむり、それに伴い、眉も大きく動くので眉をしかめることが多くなります。

キャラクターの性格にもよりますが、手やハンカチで口を覆うことでもくしゃみを描くことができますので、何か物足りないなと感じた方はそういった演出をしてみても良いかもしれません。

 

[5]得意げな表情

最後に、「得意げな表情」について紹介していきます。

人は自分に自信がある時や、誇らしい時、満足感を得た時に得意げな表情をすることがあります。この時、キャラクターが感情を表に出すタイプで、かつライバルのような人がいる場合、相手を見下すように目を細めて満足感に浸るような表情をさせてもよいでしょう。

より満足感に浸らせる意味で目をつぶらせるのもよいかもしれません。

 

得意げな表情の場合、眉は基本上に上がっており、眉と目の間隔やまぶたの幅を広くとります。口元は端を少し上げてニヤリとさせます。この時、腕を組ませたり、両手を腰に当てて仁王立ちをさせることでより得意げな感じを伝えることができます。

 

キャラクターの感情表現の幅を増やしてさまざまな個性を持つキャラクターを描いていきましょう!

 

[6] Palmieの動画講座

以上で「さまざまな表情の描き方講座」は終了です。喜怒哀楽以外にもさまざまな表情を描けるようになることでキャラクターの個性が広がっていくので、ぜひ一つ一つマスターしていきましょう。

また、Palmieの動画では「照れ」の表情について実際に描きながら解説を行っているので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

お絵描き講座Palmieは200本以上の講座が無料で見放題です!ぜひチェックしてみてくださいね!

 

・作者プロフィール:hnk

hnkと申します。らくがきばかりしてる人です。女の子を描くのがとても好きです。よろしくお願い致します。

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