6.塗り(服・小物)

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前回に引き続きキャラクターの塗りを行います。今回は服と小物を塗ります。

 

[1]服

服を塗ります。

面積の大きい陰陽師の服を例に進めます。服などは基本的に他も大体同じ塗り方で塗ります。

ベースより濃い色を[硬さ]の数値を下げた「塗り-水彩筆」ブラシで乗せ、その上から灰がかった色を入れました。

 

新規で[通常]のレイヤーを作り、大まかに影となる部分に印を入れます。印を元に、[ブラシ濃度]を下げた「塗り-水彩筆」ブラシで周りの色をスポイトで取りつつ馴染ませていきます。

 

合成モード[スクリーン]のレイヤーを作成して、照り返しを入れます。[オーバーレイ]のレイヤーを作成して色味を調整して、服は完成です。

 

マフラーも大体同じような感じで着色していきます。

 

鬼子の帯の塗りです。

他の服の部分と同様、最初に[硬さ]の数値を低く調整してぼけたブラシで塗り、その後硬めのブラシで整えていきます。

 

柄無しだと淋しかったので、[デコレーション]ツール→[花]→[桜]のブラシを使って模様を入れました。

模様を描いたレイヤーの[透明ピクセルをロック]して、淡いピンクで塗りつぶした後、レイヤーの合成モードを[オーバーレイ]にします。

最後にその上に合成モード[覆い焼き(発光)]のレイヤーを新規で作成し、光を足して完成です。

 

[2]小物

最後に小物の塗りです。

雪うさぎの目は南天の実をイメージしています。私は耳の葉っぱはグサッと突き刺す派なのですが、実際にはどうなのでしょうか?

 

実(目)と葉っぱ(耳)の部分を今まで同様に影から塗って光をいれます。体部分は雪っぽく見えるように基本は青灰色で塗り、所々肌や着物の色を照り返しとして入れています。

 

刀(柄)は服の塗りとあまり変わらず、ぼやっとした影を入れてから照り返しと細かい影を追加して、合成モード[オーバーレイ]や[覆い焼き]のレイヤーを作成して光を入れる、という感じです。

 

残っている箇所も全て塗って、塗りを完了させます。

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