調整自在な線を描く
本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。
PC版をご利用の方はスタジオモードの解説を参照してください。
スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。
CLIP STUDIO PAINTで線や図形などを描くときには、[ベクターレイヤー]が便利です。ベクターレイヤー上でペン・ブラシなどの描画系ツールや図形ツールを使用すると、ベクター形式で線が描かれます。
ベクターレイヤーとは?
通常のレイヤー(ラスターレイヤー)のように色を塗りつぶしたりフィルターで加工したりすることはできませんが、線を描画することが得意なレイヤーです。
ベクターレイヤーに描画した線は、後から線の種類や太さ、形を自由に調整できます。拡大・縮小しても線が荒れません。
ベクターレイヤーで線を描く
スタジオモード
ベクターレイヤーは、[レイヤー]メニュー→[新規レイヤー]→[ベクターレイヤー]から作成するか、[レイヤー]パレットの[新規ベクターレイヤー]を選択して作成します。
作成したベクターレイヤーに、ペンやブラシなどの描画系ツール、図形ツールを使用して描画します。
描いたあとで線の形や太さなどを変える場合は、[オブジェクト]サブツールや、[線修正]ツールを使用します。
また、ベクターレイヤーでは、線が交差している部分までを消せる[消しゴム]ツール→[ベクター用]を利用できます。
ベクターレイヤーの使い方について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
[Note]
ハンドルを操作して描画する[ベジェ曲線]もベクターレイヤーで使用したい機能のひとつです。
[ベジェ曲線]の詳しい使い方は、こちらの記事で紹介しています。
シンプルモード
シンプルモードではベクターレイヤーを作成・編集できません。スタジオモードに切り替えてご利用ください。
コメント