俺流のデジタルマンガの標準化#05CSモデラー~ウチの子見てください!~

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俺流のデジタルマンガの標準化

  ~ウチの子見てください!実現集~

    シリーズ #05 個別管理編

      【XY混合型1・3活用】クリスタ・モデラー

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【XY混合型1・3活用】クリスタ・モデラー

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          補助編#05へ

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【変更履歴】#05

・2021.02.15:個人管理編の大改修

・2020.07.19:初版~TIPS公開

・2020.07.10:初版の構想の作成開始

 

・これより以前は巻末へ移動しました!(10行を超過すると、巻末へ移動)

 

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#05 【XY混合型活用】クリスタ・モデラー

■クリスタ・モデラーについて

 クリスタ・モデラーでモデルのファイルを読み込むと標準ボーンの設定があるか

 ないかで処理が分岐する。

 ・標準ボーンありの時→ 〇標準ボーンマッピング / ×標準ボーンを設定

 ・標準ボーンなしの時→ ×標準ボーンマッピング / 〇標準ボーンを設定

 

 ●標準ボーンマッピング

  標準ボーンマッピングモードとは、標準ボーン以外を使用した3Dキャラクター

  に対して、標準ボーンを割り当てるための設定画面です。

  標準ボーンマッピング設定モードは、[キャラクター構成]パレットで

  [ボディパーツフォルダ]を選択し、[キャラクター情報]パレットの

  [標準ボーンマッピング]をクリックすると、表示されるモードです。

 

 ●標準ボーンの設定

  標準ボーン作成モードとは、ボーンを持たない3Dキャラクターに対して標準

  ボーンを追加するための設定画面です。

  [キャラクター構成]パレットで[ボディパーツフォルダ]を選択して、

  [キャラクター情報]パレットの[標準ボーン作成]をクリックすると、表示される

  画面です。

  標準ボーン以外を使用した3Dキャラクターに対して、標準ボーンを追加します。

  標準ボーンを割り当てた3Dモデルは、CLIP STUDIO PAINTに3Dキャラクター

  素材として読み込めるようになります。

 

 ★重要事項

  「●3Dキャラクター素材セットアップ(★標準ボーンなし)の

   [3] ボーンのないモデルに標準ボーンを追加する」で説明している操作で、

  モデルとボーンの位置制御がうまくできません!

  従って、読み込んだ素体モデルでこの標準ボーン作成モードとなる場合は

  操作中断となってしまいます。

  この問題を解決するための新しい体験情報又はクリスタ・モデラーでの改良を

  発見するまでこのモードでの操作は保留とします。

  この場合は、Blender、等でボーンの設定をするのが望ましい!

 

 ●デッサン人形について

  ボーンのない3Dモデルに対して、標準ボーンを作成する場合、標準ボーンの

  初期位置とポーズが大きく異なる場合、ボーンが正しく動作しない場合がござ

  います。

 

  標準ボーンを作成するコツとしましては、3Dモデルの腕が肩から真横に向けて

  水平になるようメッシュの位置を調整いただき、T字型のポージング状態で元の

  3Dモデリングソフトからファイルを書き出していただいたものを

  CLIP STUDIO MODELERに読み込んでみていただければと思います。

▼▼▼▼ 参考 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 ●クリスタのモデラーで作ったモデルを使えますか?

  クリスタのモデラーというほうのソフトについて気に入ったのですが、あれで

  作ったモデルをMMDでつかえるように出来るのでしょうか?

  調べても逆はみかけるのに出てきませんでした。

  知ってる方いらっしゃいましたら教えて下さると嬉しいです。

    ▼

  CLIP STUDIO MODELERだけでは出来ません。

  モデリングは可能ですが単体でボーンを入れることが出来ずMMD用のPMXや

  PMDで出力出来ません。

  出力できる形式はobj、lwo、DFX、3ds、6kt(六角大王)のみ。

  入力も同じでテクスチャ付きのlwo2は読み込めません。

 

  別途CLIP STUDIO COORDINATEというソフトが必要になります。

  ただし、このソフトは標準ボーンしか入れることが出来ません。

  CLIP STUDIO COORDINATEでボーンを入れfbxで書き出してpmdエディターを

  使えば可能かと思いますが。

  pmdとpmxを読み込めるのがCLIP STUDIO COORDINATEです。

  CLIP STUDIO MODELERではpmd、pmxを読み込めませんので。

 ●標準ボーンの仕様(可動モデル作成ガイド)

  本書では、3D キャラクターモデルを、各セルシス製品で正しく動作させるため

  に必要な、ボーンの名称・座標軸・モデルの構造などを解説しています。

  本書の記載通りに、ボーンの名称・構造・座標軸などを設定すると、ポーズ素材

  ・モーション素材を高い互換性で使用でき、自然な関節の動きを再現できます。

 

  可動モデルとは

  可動モデルとは、セルシスの規定する仕様(標準ボーンの仕様)に完全に合致

  する、FBX 形式の 3D キャラクターモデルを指します。

  可動モデルは、CLIP STUDIO COORDINATE・CLIP STUDIO ACTION・

  CLIP STUDIO PAINT などのアプリケーションで使用できます。

 

  可動モデル対応ソフトウェア 

 ≫CLIP STUDIO COORDINATE

 ≫POSE STUDIO

 ≫推奨する制作環境

 ≫標準ボーンの仕様

 ≫ボーンの親子関係

 ≫ヘア

 ≫ボーンの座標軸

 ≫指

 ≫追加ボーンについて

 ≫テクスチャ・ポリゴンの仕様

 ≫ボーンの入れ方

 ≫Autodesk Maya による FBX 出力について

 ≫CELSYS CHARACTER 形式のパーツ

 

参考URL:

クリスタのモデラーというほうのソフトについて・・・ - Yahoo!知恵袋

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14160340569?

  __ysp=44Kv44Oq44K544K%2FIOODouODh%2BODqeODvCDmqJnmupbjg

  5zjg7zjg7PjgafjgarjgYTjg5zjg7zjg7M%3D

標準ボーンの仕様(可動モデル作成ガイド)

http://vd.clip-studio.com/clipcontent/lib/clipstudio/common

  /3Dbone_Guide_01.pdf

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■実現方法1

 ●六角大王→CSモデラー→クリスタで実現

  六角大王 6.4.1(6kt)→□ClipStudioModeler 1.9.1(素材)

   →ClipStudioPaintの実現方法→〇

 

  #08編の実現1で確認ができなかった下記がClipStudioModelerを使用すること

  によりできる様になりました!

   ・任意のポーズが適用できない。→ できる!

  これでシナリオをマンガ化する時の登場人物作成の可能性が膨らみます。

 

■■■■ 試行2 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 六角大王6.4.1

 ClipStudioModeler1.9.1

 ClipStudioPaint1.9.11

 

 【手順】

  01:六角大王の人体作成機能でキャラモデルを作成して保存する。

  02:CSモデラ―にキャラモデルを読み込む。

    ・「3Dキャラクタを作成」で画面を表示する。

    ・キャラクタ構成=ボディ

    ・六角大王のキャラモデルを読み込む。

  03:CSモデラ―でボーンを設定する。

    ・キャラクタ情報=標準ボーンマッピング・・・を選択する。

  04:CSモデラ―で素材登録をする。

    ・素材用のイメージを作成する。

      キャラクタ構成=スケッチ

      キャラクタ情報=NO Image部をクリック

    ・素材登録をする。

      ファイル→新規素材として登録をクリックする。

  05:CSペイントで素材を読出す。

   ・オブジェクトツールで設定を変更する。

      影の影響を受ける。 輪郭線幅

  06:CSペイントでポーズを適用する。

 

 ★六角大王の人体作成機能でのキャラモデルの作成について

  もっと作成品質を上げる必要がある。

 

  01:六角大王の人体作成機能でキャラモデルを作成して保存する。

  02:CSモデラ―にキャラモデルを読み込む。

    ・「3Dキャラクタを作成」で画面を表示する。

    ・キャラクタ構成=ボディ

    ・六角大王のキャラモデルを読み込む。

  03:CSモデラ―でボーンを設定する。

    ・キャラクタ情報=標準ボーンマッピング・・・を選択する。

  04:CSモデラ―で素材登録をする。

    ・素材用のイメージを作成する。

      キャラクタ構成=スケッチ

      キャラクタ情報=NO Image部をクリック

    ・素材登録をする。

      ファイル→新規素材として登録をクリックする。

  05:CSペイントで素材を読み出す。

   ・オブジェクトツールで設定を変更する。(影の影響を受ける。 輪郭線幅)

  06:CSペイントでポーズを適用する。

■実現方法2

 ●ブイロイドスタジオ→クリスタ・モデラー→クリスタ・ペイント

   VRoidStudio 0.10.3(VRM)→□ClipStudioModeler 1.9.1(素材)

    →ClipStudioPaintの実現方法→×

 

  ・使用するブイロイドスタジオモデル(図<12a>)(図<12b>)

  ・ブイロイドスタジオのVRMファイルはクリスタ・モデラーの入力ファイル

   形式に適合していないので読み込んができない。

 

 ●CLIP STUDIO COORDINATEの代替ソフトMODELERについて

  現在、COORDINATEは開発が終了してCLIP STUDIO MODELERに統合されま

  した。

  ・CLIP STUDIO MODELER

    入力:ファイル 出力:ファイル

    3Dデータ FBX(Autodesk)、OBJ(WaveFront)、LWO(LightWave)、

    6KT/6KH(六角大王)、CMO(CLIP STUDIO MODELER)

 

   上記のファイル名を見ると、

   旧COORDINATEで実現していた入力:PMXファイルが使えません?

 

  重複を避けたいので、詳細は第4編のクリスタ・コーディネイトを参照して

  ください。

■実現方法3

 ●デザインドール→クリスタ・モデラー→クリスタ・ペイント

  DesignDoll 5.3.0.0(obj)→◇ClipStudioModeler 1.9.1(素材)

           →ClipStudioPaintの実現方法→×

 

 ●デザインドール(DesignDoll)(obj)→クリスタ・モデラー→クリスタ・ペイント

  ・デザインドールのobjファイル(図①)はクリスタ・モデラーの入力ファイル

   形式に適合しているので読み込んでみた。

   ビュー→キャラクタ構成:ボディ→ファイルから追加

  ・モデルが大きすぎる。(図②)

  ・サイズを適切な値に変更する。(図③)

  ・表示→ライティングをオンにする。(図④)

  ・表示→テクスチャ―はオンになっているが表示されない。

  ・素材登録でエラー(図⑤)

   ファイル→新規素材として登録 でエラーとなる。

  ・標準ボーンの作成

   キャラクタ構成→「一体型のキャラクタとして使用する」をオン

    →「標準ボーンを作成します」を実行

  ・標準ボーンの作成画面

   他でも説明していますが、これ以上操作ができません。

  ・    ・マウスで姿勢制御ができる。 「左/中/右ボタンのドラッグ」

 

  ・モデル素体として誕生できたが、ボーンの設定方法の問題を解決しなければ

   ならない!

  ・読み込んで、標準ボーン=ありで成功した時のボーンのレイヤ構成を表示さ

   せたい。その後に、標準ボーン=なしで成功となった時のボーンのレイヤ構成

   を表示して比較したい。

    →ボーンのレイヤ構成の変更方法を調査することが必要だ。

■:変更履歴

【変更履歴】(すべて)

・2021.02.15:個人管理編の大改修

・2020.10.03:「試行2:六角大王→CSモデラー→クリスタで実現」を追加

・2020.07.20:初版~SHARE公開

・2020.07.19:初版~TIPS公開

・2020.07.10:初版の構想の作成開始

 

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