6.彩色①肌の塗り
まずキャラクターの肌から塗っていきます。色塗りは塗り分けのレイヤーに直接行います。
色塗りの際は下塗りした部分からはみ出さないよう、[透明ピクセルをロック]にチェックを入れます。
肌から塗っていきます。影の色を選び、[濃い鉛筆]で影をつけました。
目の下の影は[色混ぜ]の[ぼかし]でぼかしました。
基本的に肌の影は一色なのですが、目の下とまぶたはもう一段階影をつけることもあります。 1色目と同じようにぼかします。
瞳に色を塗り一段階濃い色で影をつけました。
次に頬に色をいれます。
「肌」レイヤーの上に新規レイヤーを作り、名前を「チーク」にしました。
まず、肌からはみ出ないように[下のレイヤーでクリッピング]します。
次にレイヤーの合成モードを[乗算]に設定します。
「チーク」レイヤーに、薄いピンク色で頬から目にかけて[濃い鉛筆]で塗り、[色混ぜ]でぼかします。
チークの色を選ぶ際は、乗算モードで下のレイヤーの色と重なるので、できるだけ彩度が高い薄ピンク色を選んでいます。
青よりのピンクにするか黄色よりのピンクにするかは、絵によって変えています。今回のチークはやや青よりのピンクのイメージで選びました。
※合成モードについて詳しくは以下のTIPSを参照してください。
これで人物の肌が塗り終わりました。
兎も同じ手順で色を入れていきます。兎はまぶたに影と同じ色を使いました。鼻の先に赤みを入れています。
これで「肌」レイヤーは完成です。
ここまでの作業でレイヤーは次のようになりました。
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