[3]パーツBの作成

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[1]パーツB 作成の準備

[メッシュツリー]パレット内、下図赤枠内をクリックしてメッシュ「A」を非表示にします。

 

テクスチャに画像「A.jpg」が選択されたままの状態ですので、一度、材質の色を選択してからパーツBを作成していきます。

 [材質特性]パレットの[カラーアイコン]をクリックして[カラーサークル]で色を下図のように変更します。

 

[2][立体図形] [六面体]の作成

画面左の[ツール]パレットから[立体図形]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[六面体]サブツールを選択します。

 

[ツールプロパティ]パレットの[等倍]と[グリッド吸着]にチェックを入れます。

 

画面の中央から外側に向けてマウスをドラッグして[六面体]を作成します。

[メッシュツリー]パレットの「おでん」フォルダ内に「新規メッシュ」が追加されていることが確認できます。

 

[メッシュ情報]パレットを下図のように編集して、六面体の座標とサイズを変更します。

 

[3]点の結合

[ツール]パレットから[要素編集]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[頂点連結]サブツールを選択します。

 

変形させる際に、点と点を結ぶ(結合する)ことで正確に変形できるので、[立体図形]ツールに含まれない形状を作成することができます。

ここでは、点「A」と点「A’」、点「B」と点「B’」を結合し、形状を変形させます。

 

点「A」をクリックしてマウスを移動すると、黒線のガイドが表示されます。

 

点「A」をクリックすると、点「A」が点「A」の位置で結合されます。

 

同様に点「B」と点「B」を結合させていきます。

 

[4]形状変形

結合させた点「A」、点「B」のX座標を変更して、モデルを変形させます。

 

[ツール]パレットから [変形]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[形状変形]サブツールを選択します。

ここでは、下図赤枠内の頂点がZ軸上にくるように、位置を変更させます。

 

下図、赤枠内の辺ABをクリックします。

 

[メッシュ情報]パレットで、[中心座標]のX座標を下図のように「0」に変更します。

 

[5]面取り

パーツBの面取りを行っていきます。

 

【POINT】

モデルをより滑らかに見せる処理の一つが「面取り」です。

立体物は主に直線で構成されているため、モデリングを行うと端が鋭すぎて、特に有機物では違和感がある場合があります。

それを軽減するために行います。

 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。

サブツールグループの[メッシュ]をクリックして[サブツール]パレットから[メッシュ移動]サブツールを選択します。

 

パーツBをクリックします。

 

画面右の[コマンド]パレットで[形状加工]を選択します。

[面取り量]の値を「2.0」に設定して、[面取り]をクリックします。

 

面取りが完了しました。

 

[6]テクスチャの貼り付け [平面]

パーツBにテクスチャ画像を貼り付けていきます。 

パーツBに関しては、下図のような順序でテクスチャの貼り付けをおこなっていきます。

 

まず、メッシュ全体を選択して上面より[貼り付け形状][平面]でテクスチャを貼り付けていきます。 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。

サブツールグループの[メッシュ]をクリックして[サブツール]パレットから[メッシュ移動]サブツールを選択します。

 

パーツBをクリックします。

 

[ナビゲータ]パレットの[上面]をクリックして、視点を上面へ変更します。

 

[材質特性]パレットの[テクスチャ読み込み]をダブルクリックします。

 

[開く]ダイアログが表示されますので、サンプルデータ「CSM_sample01」フォルダ内、「texture」フォルダからテクスチャ画像「B.jpg」を選択します。

 

[ツール]パレットから [材質]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[塗りつぶし]サブツールを選択します。

 

[ツールプロパティ]内の[貼り付け形状]で[平面]を選択し、[水平方向]に「6」、[垂直方向]に「1」を入力します。

 

画面内のパーツBをクリックするとテクスチャ画像「B.jpg」が貼り付けられます。

 

次に一部の面を選択して、正面より[貼り付け形状]を[平面]にしてテクスチャを貼り付けていきます。 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。サブツールグループの[要素]をクリックして[サブツール]パレットから[要素移動]サブツールを選択します。

 

下図のように、ドラッグで矩形選択を行いながら、正面と背面の面を選択状態にします。

 

[ナビゲータ]パレットの[正面]をクリックして、視点を正面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [材質]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[塗りつぶし]サブツールを選択します。

 

[ツールプロパティ]内の[貼り付け形状]で[平面]を選択し、[水平方向]に「4」、[垂直方向]に「1」を入力します。

 

[材質特性]パレットの[テクスチャ読み込み]で「B.jpg」が既に選択されているので 画面内、パーツBの選択面内をクリックするとテクスチャ画像「B.jpg」が貼り付けられます。

「B.jpg」が貼り付けられたので、メッシュの領域外をクリックして選択を解除します。

 

[メッシュツリー]パレット内のメッシュ名を下図のように変更します。

 

パーツBが完成しました。

[ナビゲータ]パレットの[カメラ初期化]をクリックして、視点を初期化しておきます。

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