[2]パーツAの作成
[1][立体図形] [球]の作成
【POINT:はじめに】
今回の講座を行うにあたり [頂点選択][線選択][面選択]ボタンは全てONにしておいてください。
[頂点選択][線選択][面選択]ボタンをONにすることで頂点、線、面をクリックで選択するできるようになります。
CLIP STUDIO MODELERを起動します。
上部メニューから[ファイル]→[新規]をクリックして[新規]ダイアログから[3D]形状を選択して[OK]ボタンをクリックします。
※[3D形状]で作成された作品を保存するにはライセンスの登録が必要です。
ダイアログ右上にある[ライセンス登録]ボタンから登録できます。
すでにライセンスを登録済みの場合や、最新版(Ver.1.6.3)より前のバージョンをお使いの場合は、[新規]ダイアログに[ライセンス登録]ボタンは表示されません。
画面左の[ツール]パレットから[立体図形]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[球]サブツールを選択します。
[ツールプロパティ]パレットの[等倍]と[グリッド吸着]にチェックを入れ、[分割数]を「18」へ変更します。
【POINT: [ステージ]ウィンドウ内の視点の操作に関して】
[分割数]の数値をあげることで、より滑らかな形状に近づきますが、制御する面と点の情報もそれにつれて増えていくので、必要に応じた数値を使うようにします。
画面の中央から外側に向けてマウスをドラッグして、[球]を作成します。
[メッシュツリー]パレットの「新規フォルダ」に「新規メッシュ」が追加されました。
[メッシュ情報]パレットを下図のように編集して、球の座標とサイズを変更します。
【POINT】
[メッシュ情報]パレットによる座標とサイズについて詳しくは、以下のリファレンスガイドをご覧ください。
[2]テクスチャの貼り付け [円柱]
パーツAにテクスチャ画像を貼り付けていきます。
画面左の[ツール]パレットから [材質]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[塗りつぶし]サブツールを選択します。
作成した[球]に対してテクスチャを貼り付けていきます。
パーツAに関しては、[貼り付け形状]の[円柱]を使用して正面よりテクスチャを貼り付けていきますので一度視点を変更します。
[ナビゲータ]パレットの[正面]をクリックして、視点を正面へ変更します。
【POINT :[ナビゲータ]パレットを使用した視点の変更】
[ナビゲータ]パレットの、赤枠内のボタンをクリックすることで素早く視点を変更することができます。
[透視投影]を選択していた場合でもボタンのクリックに合わせ、自動的に[平行投影]に切り替わります。
薄い青の領域内でクリックすると、ガイドを吸着させることができます。
吸着したガイドの色は赤から緑に変化します。
[透視投影]を選択していた場合でもガイドの吸着に合わせ、自動的に[平行投影]に切り替わります。
【POINT:テクスチャの貼り付けに関して】
■テクスチャの貼り付け方法
CLIP STUDIO MODELERでは、[平面]と[円柱]の2種類からテクスチャの貼り付け形状を選択することができます。
・[貼り付け形状] [平面]
[貼り付け形状]の[平面]を使用してテクスチャの貼り付けを行う場合は、視点から平行にテクスチャの貼り付けが行われます。
・[貼り付け形状] [円柱]
[貼り付け形状]の[円柱]を使用してテクスチャの貼り付けを行う場合は、視点の上下方向が貼り付け形状の軸となります。
【POINT:貼り付けたテクスチャの移動】
[材質]ツール→[サブツール]パレットから[UV編集]サブツールを選択してメッシュ内でドラッグを行うと貼り付けたテクスチャを移動させることができます。
[材質特性]パレットの[テクスチャ読み込み]をクリックします。
【POINT】
制作するオブジェクトに対してテクスチャを貼り付けます。
ここでは、あらかじめ制作しておいたテクスチャを貼り付ける工程としてご紹介します。
当講座でご紹介しているテクスチャについては、サンプルデータをご参照ください。
[開く]ダイアログが表示されますので、サンプルデータ「CSM_sample01」フォルダー内、「texture」フォルダーからテクスチャ画像「A.jpg」を選択します。
[材質]ツールで[塗りつぶし]サブツールが選択されているので、[ツールプロパティ]内の[貼り付け形状]で[円柱]を選択し、[水平方向]に「3」、[垂直方向]に「1」を入力します。
画面内の球をクリックすると、球にテクスチャ画像「A.jpg」が貼り付けられます。
[メッシュツリー]パレット内のフォルダ名、メッシュ名をダブルクリックすると、名称を変更できます。ここでは下図のように変更します。
パーツAが完成しました。
[ナビゲータ]パレットの[カメラ初期化]をクリックして、視点を初期化しておきます。
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