[1]パーツC　作成の準備

[メッシュツリー]パレット内、下図赤枠内をクリックしてメッシュ「B」を非表示にします。

 

テクスチャに画像「B.jpg」が選択されたままの状態ですので、一度、材質の色を選択してからパーツCを作成していきます。

[材質特性]パレットの[カラーアイコン]をクリックして[カラーサークル]で色を下図のように変更します。

 

[2]回転体の作成

[ツール]パレットから[平面図形]ツールを選択し、 [サブツール]パレットから[折れ線]サブツールを選択します。

 

視点を変更します。 画面右の[ナビゲータ]パレットの[上面]をクリックします。

 

【POINT】

[ナビゲータ]パレットについて詳しくは、以下のリファレンスガイドをご覧ください。

また、[ツール]パレットから[ビュー]ツールを選択すると、[ドキュメント]ウィンドウ上をドラッグして、視点を変更できます。

詳しくは、以下のリファレンスガイドをご覧ください。

 

グリッドを参考にしながら、画面内をクリックして下図のような折れ線を作成します。最後は始点でダブルクリックして折れ線が閉じるようにします。

 

折れ線の形状を修正していきます。

[ツール]パレットから [変形]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[形状変形]サブツールを選択した後、修正したい頂点をクリックして位置を調整します。

 

この折れ線を使用して作成した平面図形を、軸を中心に回転することで、回転体を作成していきます。 

CLIP STUDIO MODELERではZ軸を基準に回転体を作成することができます。

 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。サブツールグループの[メッシュ]をクリックして［サブツール］パレットから[メッシュ移動]サブツールを選択します。

 

折れ線をクリックして全体を選択状態にします。

 

画面右側の[コマンド]パレットから[立体操作]を選択し、[回転体]の[分割数]を「16」に設定して、[回転体]をクリックします。

 

回転体が作成されました。

 

[3]テクスチャの貼り付け [円柱] [平面]

作成した回転体(パーツC)にテクスチャ画像を貼り付けていきます。 

パーツCに関しては、下図のように[円柱]と[平面]の二種類の貼り付け形状を使用して、テクスチャを貼り付けていきます。

 

まず、メッシュ全体を選択して[ツールプロパティ]パレットの[貼り付け形状][円柱]でテクスチャを貼り付けていきます。

[貼り付け形状]の[円柱]を使用してテクスチャを貼り付ける場合は、Ｙ軸が貼り付けの軸となりますので、一度視点を変更します。

[ナビゲータ]パレットの[左面]をクリックして視点を左面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。

サブツールグループの[メッシュ]をクリックして［サブツール］パレットから[メッシュ回転（中心）]サブツールを選択します。

 

パーツCをクリックしてメッシュ全体を選択状態にした後、[Shift]キーを押しながら下図のようにドラッグし、パーツCを90度回転させます。

 

視点の上下方向がY軸となりましたので、[貼り付け形状]の[円柱]を使用してテクスチャを貼り付けていきます。

 

画面左の[ツール]パレットから [材質]ツールを選択し、［サブツール］パレットから[塗りつぶし]サブツールを選択します。

 

[材質特性]パレットの[テクスチャ読み込み]をダブルクリックします。

 

[開く]ダイアログが表示されますので、サンプルデータ「CSM_sample01」フォルダ内、「texture」フォルダからテクスチャ画像「C1.jpg」を選択します。

 

[材質]ツールで[塗りつぶし]サブツールが選択されているので、[ツールプロパティ]内の[貼り付け形状]で[円柱]を選択、[水平方向]に「1」、[垂直方向]に「1」を入力します。

 

画面内のパーツCをクリックするとテクスチャ画像「C1.jpg」が貼り付けられます。

 

次に一部の面を選択して[貼り付け形状][平面]でテクスチャを貼り付けていきます。 

視点を変更しながら下図のようにパーツCの両側面と内部の面を選択状態にした後、テクスチャを貼り付けていきます。

 

[ナビゲータ]パレットの[上面]をクリックして視点を上面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [選択]ツールを選択を選択します。

サブツールグループの[要素]をクリックして［サブツール］パレットから[要素折れ線選択]サブツールを選択します。

 

[折れ線選択]サブツールを使用して、下図のように面を選択状態にしていきます。

 

パーツCの側面も選択状態に追加していきます。 

[ナビゲータ]パレッの[正面]をクリックして、視点を正面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択を選択します。

サブツールグループの[要素]をクリックして［サブツール］パレットから[要素移動]サブツールを選択します。

 

下図のようにドラッグで矩形選択を行いながら、パーツCの側面を選択に追加していきます。

 

[ナビゲータ]パレットの[上面]をクリックして、視点を上面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [材質]ツールを選択し、［サブツール］パレットから[塗りつぶし]サブツールを選択します。

 

[材質特性]パレットの[テクスチャ読み込み]をクリックします。

 

[開く]ダイアログからテクスチャ画像「C2.jpg」を選択して[開く]をクリックします。

 

[材質]ツールで[塗りつぶし]サブツールが選択されているので[ツールプロパティ]内の[貼り付け形状]で[平面]を選択、[水平方向]に「1」、[垂直方向]に「1」を入力します。

 

画面内、パーツCの選択された面をクリックするとテクスチャ画像「C2.jpg」が貼り付けられます。

 

テクスチャの貼り付けが完了したので、パーツCを回転させて位置を整えます。

[ナビゲータ]パレットの[正面]をクリックして、視点を正面へ変更します。

 

[ツール]パレットから [移動]ツールを選択します。

サブツールグループの[メッシュ]をクリックして［サブツール］パレットから[メッシュ回転（中心）]サブツールを選択します。

 

パーツCをクリックしてメッシュ全体を選択状態にした後、[Shift]キーを押しながら下図のようにドラッグをおこない、パーツCを90度回転させます。

 

[メッシュツリー]パレット内のメッシュ名を下図のように変更します。

 

パーツCが完成しました。

[ナビゲータ]パレットの[カメラ初期化]をクリックして、視点を初期化しておきます。