5. 動画用紙の作成

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*この記事は日本語です。 日本語以外のサイトでは、機械翻訳されています。

本講座では日本アニメーション株式会社のデジタル動画作業のやり方を基本に、CLIP STUDIO PAINTでのアニメーション制作工程を説明していきます。

[1]動画用紙作成セットについて

講座の準備で作成した[クイックアクセス]パレット内に格納されているツールについて、それぞれ説明していきます。

まず[クイックアクセス]パレットのセットの切り替えを行います。[クイックアクセス]パレット上部の[セットリスト]を押すと作成したセットの一覧が開き、クリックすることでセットが切り替えられます。その中から「動画用紙作成」というセットを選択します。


「動画用紙作成」セットには大まかに分けて[レイヤー]パレットに動画セル・動画用紙を新規作成、削除するツールと、動画セル・動画用紙のレイヤー名変更に使用するツールが格納されています。
上から「新規動画セル作成」「新規動画用紙」「レイヤーを削除」「動画_C_name」「動画_D_name」「動画_E_nema」「動画_F_nema」「動画_GO1_name」「動画_GO2_name」です。



<セル(アニメーションフォルダー)と動画用紙(レイヤーフォルダー)の名称について>

これまでの説明で気づかれた方もいるかもしれませんが、セル名は「大文字半角」、動画番号は「小文字半角+4桁の半角数字」で示してあります。

セル名のアニメーションフォルダーは、日本アニメーション株式会社では「仕上げ注意事項」に準じて大文字表記で[アニメーション書き出し]するために大文字で示してあります。動画番号が小文字なのに対して、セル名のアニメーションフォルダーは大文字であることに注意しましょう。
デジタル動画では色々な工程で同じ名称の「データ共有」を行うため、名称の統一化が必須になります。大文字、小文字の違いはPC上でデータ管理する上で必要な区別化になりますので注意しましょう。

トレス用の原画をスキャンする時は動画と名称が被らないように「大文字半角+4桁の半角数字」で名前を付けます。(例:A0001、B0001など)


<用紙作成のオートアクションについて>

「新規動画セル作成」「新規動画用紙」は[オートアクション]でコマンドが組まれています。なぜデフォルトの[新規アニメーションフォルダー]や[新規アニメーションセル]を使用しないのかを、簡単に説明します。

「新規動画セル作成」は[新規アニメーションフォルダー]をカスタムした[オートアクション]です。
デフォルトの[新規アニメーションフォルダー]を押すと、同様のアニメーションフォルダーが作成されますが、フォルダーアイコンの左の▷をクリックしてフォルダーを開くと[アニメーションフォルダー]の中になにも入っていません。
[アニメーションフォルダー]の中に「動画用紙」が作成された状態でアニメーションフォルダーを作成するため、非表示の状態で読み込まれているテンプレート「ORIGINAL」セルのフォルダーを複製して、「新規セル」が作成できるようにオートアクションを組んでいます。

また、[新規アニメーションフォルダー]では、その中への[レイヤーフォルダー]作成時に、 [レイヤー]パレット上で展開された状態で作成されてしまいます。
「ORIGINAL」セルのコピーで[レイヤーフォルダー]を作成すると、展開されてない状態で[アニメーションフォルダー]を作成できます。名称についても、「アニメーションフォルダー」という名前は紙で作業しているアニメーターさん達には馴染みのない名前なので、[新規アニメーションフォルダー]をオートアクション上で「新規セル作成」という名称に表記変えしています。「新規動画セル作成」を押すと「新規セル名」という[アニメーションフォルダー]が作成され、その中に「新規動画番号」という[レイヤーフォルダー]が作成されます。

「新規動画用紙」オートアクションは、デフォルトの[新規アニメーションセル]をカスタマイズしたオートアクションです。[タイムラインを有効化]というコマンドで[新規アニメーションセル]の前後を挟んでいるのがこのオートアクションの特徴です。
デフォルトの[新規アニメーションセル]で[アニメーションセル]を作成すると、自動的にタイムライン上にコマ指定されてしまいます。
原画作業時には有用な機能ですが、すでにタイミングが決まっている「動画作業」では用紙作成ごとにコマ指定されると困ります。そのためコマ指定が行われないように、[アニメーションセル]作成時[タイムラインを有効化]のオン/オフを行っています。

[2]セル作成

それでは実作業として「Cセル」を作成し、「Cセル」フォルダー内の「動画用紙」を4枚に増やしていきたいと思います。


■1.新規動画セル作成

①用紙作成時には[レイヤー]パレットも使用します。画面右側の[レイヤー]パレットのアイコンを押して[レイヤー]パレットを表示させておきましょう。

【POINT】
[レイヤー]パレットを見ると、初期設定で「A」セルの中に動画用紙「a0001」、「B」セルの中に動画用紙「b0001」が入っています。
「A」「B」の右横に書かれている「1」という数字は、そのセル内に何枚の動画用紙が入っているかを表しています。


②[レイヤー]パレットを表示させた状態で[クイックアクセス]パレットの「新規動画セル作成」を押します。

③すると[レイヤー]パレットに「新規セル名」アニメーションフォルダーと「新規動画番号」レイヤーフォルダーが作成されます。



■2.セルと動画用紙の名前変更

「新規セル名」と「新規動画番号」の名前を変更します。

①「新規セル名」を選択した状態で[クイックアクセス]パレットから「動画_C_name」のコマンドをクリックします。


②「新規セル名」が「C」に、「新規動画番号」が「c0001」に変更されました。


「動画_C_name」は名称変更の[オートアクション]です。
「新規動画セル作成」アクションで作成した動画セルを「D」セルの名前にしたい時は[動画_D_name]、「E」セルの名前にしたい時は[動画_E_name]等、[クイックアクセス]パレットでクリックすることで名称変更できます。
※[レイヤー]パレットでレイヤー名欄の「新規セル名」「新規動画番号」をダブルクリックすることでも、名称は変更可能です。


■3.動画用紙の追加

今度は「C」セルの動画用紙を4枚にします。

①「C」セルのアニメーションフォルダーを選択した状態で[クイックアクセス]パレットで「新規動画用紙」をクリックすると、「C」セル内に動画用紙「c0002」が作成されます。
「新規動画用紙」で作成した動画用紙には、自動で連番の名前がつけられます。


②同じ操作で「c0003」「c0004」も増やします。続けて2回「新規動画用紙」を押すと、「c0003」「c0004」が増えて「C」セル内の動画用紙は4枚になります。



■4.動画用紙の削除
「セル」アニメーションフォルダー、「動画用紙」フォルダーを削除するには、レイヤーパレットで削除したいフォルダーを選択して、[クイックアクセス]パレットの[レイヤーを削除]をクリックします。
※[新規セル作成]、[新規動画用紙]は複数のコマンドで構成されたオートアクションであるため、一度の「取り消し(Ctrl+V)」では削除できません。必ず[レイヤーを削除]を使用してください。



■5.[レイヤー]パレットの整理

「C」セルの動画用紙が作り終わったら「C」セルのフォルダーアイコン左横の▽ボタンを押し、「C」セルのアニメーションフォルダーを閉じておきます。
必ず必要な作業ではありませんが、作業中以外のセルは[レイヤー]パレットで閉じておくとパレットが整理されて見やすくなります。
特にセル数の多いカットではこの事を心がけることで作業効率も上がるのでおススメです。


これで動画用紙の作成は終了です。

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