10.動画作業_原画トレス②

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*この記事は日本語です。 日本語以外のサイトでは、機械翻訳されています。

本講座では日本アニメーション株式会社のデジタル動画作業のやり方を基本に、CLIP STUDIO PAINTでのアニメーション制作工程を説明していきます。


「A」セルが終わったので今度は「B」セルをトレスします。

[1][レイヤー]パレットの整理、トレスの準備

①トレスの前に、[レイヤー]パレットの見た目を整理します。
作業しないセル(作業の終わった「A」セル)のアニメーションフォルダーはアイコンの左の▽ボタンを押して閉じます。

②代わりに「B」セルの▷ボタンを押して「B」セルの内容を展開させます。


③「B」セルのアニメーションフォルダー内の動画用紙「b0001」を選択します。


[アニメーションセル]パレットの下側、[ライトテーブル]には、編集対象の動画用紙以外は何も登録されていない状態になっています。


動画用紙「b0001」のセル固有ライトテーブルに原画「B0001」を登録します。

④[レイヤー]パレットの「原画」レイヤーフォルダーから、[アニメーションセル]パレットの[セル固有ライトテーブル]へ、「B0001」をドラッグ&ドロップします。

▲[レイヤー]パレットから、[アニメーションセル]パレットの[セル固有ライトテーブル]へ

「b0001」のセル固有ライトテーブルに、「B0001」が読み込まれました。

キャンバスには先ほどトレスした「A」セルの「a0001」も表示されています。

⑤今は「A」セルは使用しないので、[レイヤー]パレットの目のアイコンをクリックして「A」セルのアニメーションフォルダーは非表示にしておきましょう。

[2]「B」セルのトレス

「B」セルのトレスをします。
Bセルは友蔵(おじいちゃん)の身体です。

①画面の端に描かれているので、[手のひら]を使って作業したい部分を画面の中央に持って来てからトレスしましょう。
※[手のひら]ツールのショートカットは、キーボードの「space」キーです。
※[手のひら]ツールは「8.「原画」の読み込みと、ペンタブレットの設定」で設定している場合、右クリック・ペンタブレットのペン先側のサイドスイッチに設定されています

【POINT】トレス作業で、ズレを生まないためのコツ
大きな画面の液晶ペンタブレットを使用すると、画面の端に行くほど視差が出てピクセル単位でズレが生じます。
動画はピクセル単位でのトレスでニュアンスが変わってしまうため、トレス時はなるべくキャンバスのトレス部分を画面の中央に表示して作業するのもトレスのコツです。


<便利な機能:ライトテーブルを有効化>

[クイックアクセス]パレットには登録していませんが、[ライトテーブルを有効化]という機能があります。
この機能を使用することで[ライトテーブル]に登録されている画像の表示ON/OFFが切り替えられ、自分の描いた線を確認するのに有効です。
キーボードショートカットキー「Q」を押すことで、でON/OFFを切りかえられます。
OFF状態では[アニメーションセル]パレットの[ライトテーブル]に登録されている画像の、目のアイコンが表示されなくなります。
※ただし、[ライトテーブルを有効化]をOFFにした状態では[キーでセルの動きを確認]ができませんので注意しましょう。


②友蔵(おじいちゃん)のボタンは[楕円]ツールで丸を描いてから[投げなわ選択]ツールで囲み、[制御点]ツールでベクター編集を行い、形を微調整しました。円などの形はこのような[図形]ツールの使用が便利です。

「B」セルのトレスが終わりました。

[3]「C」セルのトレス

次は「C」セルのトレスです。
ここまでと同様に、[レイヤー]パレットの整理をしてから、トレスを始めます。

① [レイヤー]パレットで「B」セルのアニメーションフォルダーを閉じ、目のアイコンを押して「B」セルを非表示にします。

②「C」セルのアニメーションフォルダーを展開します。


③「c0001」の動画用紙を選択して、ライトテーブルに「原画」レイヤーフォルダーの「B0001」を登録します。
(※このカットでは原画「C0001」が「B0001」の書き込みになっています。)


【POINT】
ライトテーブルに登録した画像を解除するには、[ライトテーブル]で削除したい画像を選択して、[クイックアクセス]パレット「動画作成」セットの[ライトテーブルから選択中の画像の登録を解除]かその下の「ライトテーブルからすべての画像の登録を解除」を押してください。

今回の講座で使用しているライトテーブルは[セル固有ライトテーブル]です。
[セル固有ライトテーブル]を使用すると各編集対象セルにライトテーブルがある状態になります。
ライトテーブルに登録された画像を解除する場合は、それぞれの編集対象セルに対して行う必要があります。
※CLIP STUDIO PAINTには[セル固有ライトテーブル]の他に[共有ライトテーブル]というライトテーブルもあります。[共有ライトテーブル]を使用すると、編集対象のセルと関係なく、ライトテーブルに登録された画像が共有されます。


④「c0001」のトレスをします。



<便利なキーボードショートカット>

作業に慣れてきたら、割り当てられているキーボードショートカットも少しずつ使用してみましょう。
描画ツールは以下のようにショートカット設定されています。
・「NA_トレス用ペン」は「X」
・「NA_トレス用曲線」は「C」
・「NA_トレス用楕円」は「D」
・「NA_消しゴム」は「E」
([ペン]や[消しゴム]の使用中に「Ctrl+alt」を押しながら画面をドラッグすることで、ブラシサイズを変更できます。)

画面表示を操作するツールには、以下のようにショートカット設定されています。
・[ズームイン]ツールは「Z」
([ズームイン]ツール…キャンバスを右にドラッグするとズームインし、左にドラッグするとズームアウトします)
・[回転]ツールは「S」
([回転]ツール…キャンバスの表示を回転させます)
・[左右反転]は「W」
([左右反転]表示…クリックするたび、反転表示されます)
・[回転、反転をリセット]は「Shift」キー+「S」
([回転、反転をリセット]…表示の回転、反転に加えた変更を、元の状態にリセットします)


⑤最後に「c0004」のトレスもしましょう。「C」セル内の動画用紙「c0004」を選択して、「原画」レイヤーフォルダー内の原画「C0002」を登録します。


⑥キャンバスに表示された原画を今までと同様にトレスしていきます。

⑦中割りの詰め指示が原画に書かれている場合は「Shadow」レイヤーに書いておきましょう。

[4]タイムラインの再生・停止


トレスした動画は、CLIP STUDIO PAINTの機能[再生/停止]でチェック可能です。

①[レイヤー]パレットで、先ほど非表示にした「A」セルと「B」セルのアニメーションフォルダーを表示させます。


②キーボードショートカットの「A」を押すと、[タイムライン]パレットの指定通りに動画が再生されます。

③もう一度「A」を押すと停止します。



<前後のセルを確認するキーボードショートカット>

[再生/停止]による動画での確認のほかに、キーボードの「,」「.」では前後のセルを確認できます。

前のセルを選択する「,」…キーボードで見ると、「<」が併記されているキーです
次のセルを選択する「.」…キーボードで見ると、「>」が併記されているキーです


トレスが完了しました。次は、中割り作業です。



(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

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