11.動画作業_中割り

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*この記事は日本語です。 日本語以外のサイトでは、機械翻訳されています。

本講座では日本アニメーション株式会社のデジタル動画作業のやり方を基本に、CLIP STUDIO PAINTでのアニメーション制作工程を説明していきます。

[1]ライトテーブルに原画を複数登録する

原画トレス時と同じように[アニメーションセル]パレットの[ライトテーブル]に画像を登録します。

最初に「c0001」と「c0004」の間の「c0002」を割ります。
「c0002」のライトテーブルに「c0001」と「c0004」を二枚登録します。
紙で言うとまだ何も描かれていない「c0002」の動画用紙の下に「c0001」と「c0004」を置いた状態です。

※「C」セルを割る時に必要なければ「A」セルと「B」セル、「原画」レイヤーフォルダーは目のアイコンを押して、非表示にしても構いません。


①[レイヤー]パレットで「C」セルのアニメーションフォルダーの中から動画用紙「c0002」を選択します。


②「c0001」を[アニメーションセル]パレットの[ライトテーブル]にドラッグ&ドロップします。

③同様に「c0004」も[ライトテーブル]にドラッグ&ドロップして登録します。


キャンバスに「c0001」と「c0004」が透かして表示されました。


[ライトテーブル]に[レイヤー]パレットから画像をドラッグ&ドロップで登録する際、[レイヤー]パレットで選んだ画像を『クリック』しないように気を付けましょう。
『クリック』してしまうと描画対象が切り替わってしまいます。

[2]紙パラ(中割り)

トレス時と同じように、原画を割る時も紙パラの作業が必要です。

紙パラの順番は[ライトテーブル]に登録されている順番に依存します。
今の並びを確認してみると、上から「c0002」、「c0001」、「c0004」の順番になっています。


①紙パラで正しい順番で確認できるように順番を入れ替えます。
[ライトテーブル]上で、入れ替えたい動画用紙をドラッグして、任意の場所で手を離すことで順番を並べ替えられます。

「c0001」を一番上にして番号順に「c0002」「c0004」と並べ替えました。


順番を入れ替えたことで、キーボードの「1」「2」「3」を押すと[ライトテーブル]に登録した順番に紙パラができるようになりました。

②試しに「1」「2」「3」を押してみましょう。
[ライトテーブル]に並んだ順に、キャンバスの絵の表示が切り替わります。

[3]表示カラー変更

中割りをするにあたって便利な機能を紹介します。
「表示カラー変更」という機能で、[ライトテーブル]に登録している画像の色味を変更することができます。
中割りの絵が複雑な場合「表示カラー変更」で色味を変更すると、中割りしやすくなります。

①表示カラーを変更したい画像を[ライトテーブル]から選択します。「c0001」を選択しました。


②[クイックアクセス]パレットから、「表示カラー変更(青)」を選択します。


動画用紙「c0001」の主線などの内容が、全体的に青に変わりました。


表示カラーを変更した画像には、[ライトテーブル]上で「表示カラー変更」のマークが入り、変更したカラーが確認できます。


③「c0004」も表示カラーを変更します。[ライトテーブル]から「c0004」を選択します。


④先ほどと違う色に変更するため「表示カラー変更(桃)」を押します。


「c0004」の内容が桃色で表示されました。


⑤「表示カラー」を元に戻したい時は「表示カラー」を桃や青に変更した画像を選択して、[クイックアクセス]の「表示カラー変更(カラー)」を押すと元に戻ります。

[4]タップの移動を使用した中割り

今回の作例では必要ありませんが、紙の作業ではタップをはずして紙を移動させて中割りを行う場合もあります。
デジタルでも同様の作業ができますので、ご紹介します。


■1.タップの移動

①まず、[ライトテーブル]から移動させたい画像を選択します。


「c0001」を選択すると、キャンバスの端に〇や□のハンドルやコントロールポイントが表示されます。
(キャンバスの端に表示されるので、少し画面をひいて全体表示させるとマークが分かりやすいです。)


②四隅のポイントが表示されている状態でキャンバスをドラッグすると、[ライトテーブル]上で選択している画像を移動させることができます。


③四隅にあるポイントにカーソルを合わせると、カーソルが矢印表示になり、そのポイントを起点に[拡大・縮小]の操作をすることができます。
ポイントから少しカーソルを離すとカーソルが回転矢印表示になり、[回転]の操作をすることができます。


重ねた原画の大きさや角度を調節する必要がある時は、この機能を使用しましょう。

④複数の画像を選択して、同時に移動させることもできます。
一つ目の画像を選択した後、キーボードの「Ctrl」を押しながら2つ目の画像をクリックすることで複数選択できます。
複数選択した状態で上記の動作を行うと画像の移動や画像の拡大縮小、回転を複数の画像で同時に行うことができます。


⑤移動させた表示を元の位置に戻したい時は、元に戻したい画像を[ライトテーブル]で選択して、[アニメーションセル]パレットの左上のアイコン[ライトテーブル上のレイヤーの位置をリセット]をクリックします。


タップの移動で紙を移動させたので、描画用紙も移動させます。
中割り1/2の時は中央に、前詰め、後ろ詰めの時はそれぞれの原画に詰めて描画用紙を配置します。


■2.中割り1/2

まずは中割り1/2のやり方を説明します。

①[ライトテーブル]に登録した、「c0001」と「c0004」の画像を先ほどのタップ移動の方法で[回転][移動]を使いながら割りやすい位置に重ね合わせます。


②[クイックアクセス]パレットから「中割り1/2」を押します。


用紙が真ん中に移動しました。タップがないので少し分かりづらいですが、キャンバス上の画像のそれぞれの枠が均等に配置されています。
中割り1/2の場合は、この状態で絵を割ります。


③絵が割り終わったら[アニメーションセル]パレットの[ライトテーブル上のレイヤーの位置をリセット]を押します。


【POINT】
「中割り1/2」は便利な機能で、自動で描画用紙が真ん中に移動されますが、あくまで目安として使用してください。
タップ移動する前には必ず軌道を確認してから中割りするようにしましょう。
「中割り1/2」はあくまで補助ツールであるという認識を忘れないでください。


■3.前詰め、後ろ詰め、他の割合


<前詰め、後ろ詰め>

「中割り1/2」同様に「前詰め」「後ろ詰め」に移動させるコマンドも[クイックアクセス]に用意しました。実際に使用してみます。

①[ライトテーブル]に登録した、「c0001」と「c0004」の画像を、先ほどのタップ移動の方法で[回転][移動]を使いながら割りやすい位置に重ね合わせます。


②[クイックアクセス]の「中割り前詰め」を押します。すると「c0001」に描画用紙が近い状態で移動されます。


※後ろ詰めにしたい場合は、②の工程で[クイックアクセス]の「中割り後ろ詰め」を押すと、「c0004」に近い状態で用紙が移動します。



<他の割合で用紙を移動させる>

「前詰め」「後ろ詰め」は3分の1への移動を設定してあります。
他の割合で用紙を移動させたい場合は、以下の手順になります。

①メニューバーを表示し、[アニメーション]メニュー→[ライトテーブル]→[キャンバスを中間位置に移動]を押します。


② [キャンバスを中間位置に移動]ダイアログが出るので、スライダーを動かすと用紙移動の割合が設定できます。



<キーボードで移動させる>

上の手順以外にも、移動させたい画像をライトテーブルから選択してキーボードの十字キー「↑」「↓」「←」「→」を押すことで、1ピクセルずつ動かせます。
自分で細かく調整したい場合はこちらも有効です。


これらの手順で用紙を移動させられることができ、中割りに活用できます。

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