1.ツールの準備
▼完成イラストはこちらです。
・作者プロフィール:lack
株式会社レベルファイブ退社後、主にTCG(トレーディングカードゲーム)などで イラストレーターとして活動しております。 主な参加作品 「カードファイト!!ヴァンガード」「デュエル・マスターズ」「ラストクロニクル」「三国志大戦」「神撃のバハムート」など
[1]アプリケーションの配置
右利きなので、基本的にカラー系パレットや[ツール]パレット、[レイヤー]パレットなどは画面右側にまとめて配置しています。
また、ラフの段階では使用しませんが清書の段階で、カラーラフから色などをスポイトするために、左上には大きめに[サブビュー]パレットを表示しています。
画面解像度が27インチモニタ2560×1440なのでサブビューを大きくとっても邪魔にはならないですね。
[カラーセット]パレットにも自分の好きな色味を登録して、主に今回はその中からファンタジー感を強めるため、彩度と明度が高めの色を選択して使用していきます。
[2]ブラシ
今回使用するブラシで、主となる3つについて紹介します。
①カスタム水彩毛筆
水彩毛筆のような先端形状のブラシで、ラフ、線画、塗りと幅広く使用できるかなり便利なブラシです。
時折[下地混色]のON/OFFを切り替えたりすると、更に使いやすいと思います。
②水彩毛筆質感
基本的に①水彩毛筆と同じ性能で、紙質にザラッとしたテクスチャが乗っているものです
主に清書の塗りの際に使用します。服や男性の肌などすこし粗めの質感がほしい時非常に役立ちます。
③水彩毛筆あらめ
背景など比較的ゴツゴツしたものなどを制作する際に使用するブラシです。
紙質には②水彩毛筆質感と同じものを使っており、ブラシ先端がより粗めのものになっているので、不規則な質感の付与もできます。
講座内で解説しているオリジナルブラシは、「CLIP STUDIO ASSETS」からダウンロードできます。
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