③カメラワーク機能でキャラクターを動かす
CLIP STUDIO PAINT Ver.1.9.14対応
CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能を使って、アニメーションを作ってみましょう!
この講座は、はじめてアニメーションを作る人に向けた、アニメーション・トレーニング講座です。
ひとつめのトレーニング
ふたつめのトレーニング
みっつめのトレーニングでは、キーフレームを使って1枚のイラストを動かすアニメーションを作成します。
覚える機能:レイヤーのキーフレームを有効化
【POINT】スマートフォン版の場合
スマートフォン版のCLIP STUDIO PAINTはアニメーションを作るために、パレットバーのカスタマイズが必要です。
以下の手順で、[タイムライン]パレットを追加します。
[1]イラストを描く
①はじめに、CLIP STUDIO PAINTでイラストを描きます。
(すでに描いてあるイラストをCLIP STUDIO PAINTで開いて使用しても構いません)
この1枚のイラストで、アニメーションを作ります。
[2]タイムラインを作成する
①動かしたいイラストのレイヤーが分かれていた場合は、1つのレイヤーフォルダーに格納します。
②[ウィンドウ]メニュー→[タイムライン]を選択して、[タイムライン]パレットを表示します。
③[タイムライン]パレットの[新規タイムライン]をクリックします。
④[フレームレート]と[再生時間]を設定します。
[フレームレート]を「8」、[再生時間]をフレームレートと同じ「8」に設定して、1秒間のアニメーションにします。
⑤設定して[OK]をクリックすると、「タイムライン 1」が作成されます。
[3]キーフレームを追加する
■ひとつめのキーフレーム
①[タイムライン]パレットの、[レイヤーのキーフレームを有効化]をクリックします。
②[タイムライン]パレットで、先頭の「1」フレーム目を選択します。
③[ツール]パレットから[操作]ツールを選択して、[サブツール]パレットで[オブジェクト]サブツールを選択します。
④キャンバスにハンドルが表示されます。
[オブジェクト]サブツールで、ハンドルをドラッグするとレイヤーが変形して表示されます。
上部のコントロールポイントで回転、四隅のハンドルで拡大・縮小ができます。
⑤ハンドルを操作して変形を加えると、[タイムライン]パレットの「1」フレーム目に[キーフレーム]が追加されます。
■ふたつめのキーフレーム
①次に、別のフレームを選択します。ここでは、全8フレームのちょうど中間になる「5」フレーム目を選択しました。
②[オブジェクト]サブツールで、ハンドルをドラッグして変形を加えます。
変形を加えると、[タイムライン]パレットの「5」フレーム目に[キーフレーム]が追加されます。
【POINT】
追加したキーフレームは、カーソルでクリックすることで選択できます。
キーフレームの位置をドラッグして、他のフレームへ移動させることができます。
■キーフレームの複製
キーフレームの内容は、コピーして他のフレームに貼り付けることができます。
①「1」フレーム目に追加したキーフレームを選択します。
②右クリックしてメニューを表示して、[コピー]します。
③最後のフレームである「8」フレーム目を選択します。
④右クリックでメニューを表示して、[貼り付け]します。
「8」フレーム目に、キーフレームを貼り付けられました。
キャンバスのイラストも「1」フレーム目に追加したキーフレームと同じ状態に変形しています。
[4]完成!
[タイムライン]パレットの[再生/停止]をクリックすると、再生されます。
アニメーションが完成しました!
先頭と最後のキーフレームで同じ形に変形しているので、くり返すループアニメーションになっています。
※GIFアニメに書き出しています。
[ファイル]メニューから、[アニメーション書き出し]→[アニメーションGIF]を選択すると、GIFアニメーションとして書き出せます。
トレーニング③は以上です。
<トレーニング②と③の応用>
トレーニング②で作成した「2枚の絵を動かすアニメーション」にも、[キーフレーム]は追加できます!
2枚の絵が交互に表示されるアニメーションが、より滑らかに動いて見えるようになります。
4つめのトレーニング
もっと詳しくアニメーション機能を学ぶなら
CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能について、もっと詳しく知りたい場合は、以下の講座をご参照ください。
コメント