④カメラワークで背景を動かす

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CLIP STUDIO PAINT Ver.1.9.14対応


CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能を使って、アニメーションを作ってみましょう!

この講座は、はじめてアニメーションを作る人に向けた、アニメーション・トレーニング講座です。


ひとつめのトレーニング

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/2043

ふたつめのトレーニング

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/2044

みっつめのトレーニング

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/2045


最後のトレーニングでは、カメラワークで背景だけを動かすアニメーションを作成します。

覚える機能:レイヤーのキーフレームを有効化、2Dカメラフォルダー


上の作例では、キャラクターの絵、背景の絵、それぞれ1枚ずつしか絵を描いていません。

CLIP STUDIO PAINTではカメラワーク機能を使って、1枚のイラストを変化させるTWEENアニメーションが作成できます。


【POINT】スマートフォン版の場合

スマートフォン版のCLIP STUDIO PAINTはアニメーションを作るために、パレットバーのカスタマイズが必要です。

以下の手順で、[タイムライン]パレットを追加します。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/2428#7fb03a11


[1]新規ダイアログで、キャンバスを作成する

①[ファイル]メニューから[新規]を選択し、[新規]ダイアログを表示します。


②[新規]ダイアログで、作品の用途から[アニメーション]を選択します。


③以下の項目を設定します。


・[基準サイズ]…実際にアニメーション作品を書き出した時の画像サイズです。今回は初期設定の[720x540 (144dpi) 余白あり]で作成します。


・[タイムライン]…[フレームレート]と[再生時間]を設定します。

今回はちょうど3秒間のアニメーションになるよう、「フレームレート:8」「再生時間:24」に設定しました。


・[作画サイズ]…チェックを入れます。

[作画サイズ]を設定することで、実際に書き出すアニメーション作品よりも、広範囲に絵を描くことができます。今回は[幅]を[倍率指定]で「2.00」に設定しました。


④[OK]をクリックすると、アニメーション用のキャンバスが作成されます。

[レイヤー]パレットにアニメーションフォルダーが作成され、「1」レイヤーが格納されています。

[タイムライン]パレットには、「1」レイヤーが指定されています。


[2]手前のイラストを描く

今回は[アニメーションフォルダー]を使用せずにアニメーションが作れるので、不要なものを削除します。

①[レイヤー]パレットで[アニメーションフォルダー]を選択して、[レイヤー]パレットの[レイヤーを削除]をクリックします。


②[レイヤー]メニューから[新規ラスターレイヤー]をクリックし、キャラクターのイラストを描きます。

(すでに描いてあるイラストをCLIP STUDIO PAINTで開いて、貼り付けて使用しても構いません)


キャラクターのイラストは[基準サイズ]の内側に描画します。

※実際にアニメーションを書き出した時、[基準サイズ]の外側は書き出しされません。


[3]背景を描く

①キャラクターが描かれたレイヤーの下に、レイヤーを作成します。「背景」とレイヤー名を変更しました。


②「背景」レイヤーに背景を描画します。[作画サイズ]まではみ出すように描いても構いません。

※ループするアニメーションを作成したい場合、アニメーションの最初と最後が同じ状態である必要があります。

今回はカメラワークで最初と最後に表示される背景がつながるように、同じ絵を複製しています。


[4]2Dカメラフォルダーを作成する

①[アニメーション]メニューから[アニメーション用新規レイヤー]→[2Dカメラフォルダー]を選択します。


「カメラ 1」フォルダーが作成されました。


②「背景」レイヤーを、「カメラ 1」フォルダーにドラッグ&ドロップで格納します。


[5]キーフレームを追加する



■ひとつめのキーフレーム


①[ツール]パレットから[操作]ツールを選択して、[サブツール]パレットで[オブジェクト]サブツールを選択します。


キャンバスの[基準サイズ]に合わせてハンドルが表示されます。


②タイムラインパレットで、先頭の「1」フレームを選択します。

キャンバスに表示されている、「カメラ 1」のハンドルを[オブジェクト]サブツールで操作できます。

上部のコントロールポイントで回転、四隅のハンドルで拡大・縮小、枠の内側をドラッグすることで、カメラの移動ができます。


③「1」フレーム目をクリックして選択します。


④「1」フレーム目で表示させたい位置に、カメラを移動します。タイムラインには[キーフレーム]が追加されます。



■ふたつめのキーフレーム


①最後のフレームである「24」フレーム目をクリックして選択します。


②最後のフレームで表示させたい位置に、カメラを移動すると、タイムラインには[キーフレーム]が追加されます。

タイムラインの最初と最後に、カメラワークが設定されました。


【POINT】

作例のように継ぎ目を感じさせないきれいなループアニメーションを作りたい場合は、[タイムライン]パレットの[キーフレーム補間]をクリックして、[作成するキーフレーム:等速]を選んでからキーフレームを追加します。


[6]完成!

[タイムライン]パレットの[再生/停止]をクリックすると、再生されます。


アニメーションが完成しました!

先頭と最後で同じ絵面を映しているため、くり返すループアニメーションになっています。

※GIFアニメ


[ファイル]メニューから、[アニメーション書き出し]→[アニメーションGIF]を選択すると、GIFアニメーションとして書き出せます。



<トレーニング③と④の応用>

トレーニング③では1枚のキャラクターイラストに、④では背景にキーフレームを追加しました。

両方を一度に使用すると、こんな作品も作れます。

1枚のキャラクターイラストに対して、キャラクターや背景のカメラワークへの[キーフレーム]を追加することによって、さまざまな表現ができるようになります。



アニメーション・トレーニング講座は以上で修了です。


もっと詳しくアニメーション機能を学ぶなら

CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能について、もっと詳しく知りたい場合は、以下の講座をご参照ください。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/2047
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/series/4
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/series/117
http://www.clip-studio.com/site/gd/csp/manual/userguide/csp_userguide/500_menu/500_menu_anime.htm

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