⑤アニメーションに音声をつけよう
CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0対応
CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能を使って、アニメーションを作ってみましょう!
この講座は、はじめてアニメーションを作る人に向けた、アニメーション・トレーニング講座です。
ひとつめのトレーニング
ふたつめのトレーニング
みっつめのトレーニング
よっつめのトレーニング
今回のトレーニングでは、みっつめのトレーニングで作成した魚が動くアニメーションに音声を追加します。
覚える機能:オーディオトラック、クリップの操作、フレーム移動時に音声を再生(オーディオスクラブ)
キャラクターの動きに合わせて効果音を付けてみましょう。
[1]オーディオファイルを読み込む
③で作成したアニメーションのCLIPデータを開きます。
[ファイル]メニュー→[読み込み]→[オーディオ]を選択し、任意のオーディオファイルを読み込んで、[タイムライン]パレットにオーディオトラックを追加します。
タイムラインにオーディオトラックが作成され、音声を追加できました。
読み込めるオーディオファイルは、8bitまたは16bitで非圧縮のwav形式・MP3形式・Ogg形式です。なお、タイムラインが無効の場合は、オーディオファイルを読み込めません。
キャンバスにドラッグすることでも、オーディオファイルを読み込めます
[2]音声の位置を調整する
オーディオファイルを追加すると、オーディオトラック上にクリップが作成されます。
クリップとは、アニメーションの編集単位です。
[タイムライン]パレットで選択したいクリップの上側をクリックします。クリップを選択できる部分にマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルの形状が手のひらに変わります。
クリップの上部のバーをクリックすると選択され、青く表示されます。クリックして掴んだままドラッグすることで、左右に移動できます。
今回調整するのはオーディオクリップですが、オーディオ以外の他のクリップも同様の操作で編集できます。
音声を鳴らしたいタイミングの位置に、クリップを移動しましょう。
オーディオトラックには、複数のオーディオファイルが読み込めます。
ただし、同じタイミングで複数のオーディオファイルを再生したい場合は、再生したいオーディオファイルの数だけ、オーディオトラックを作成してください。
フレーム移動時にオーディオを再生-Ver.3.0以降-
CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0以降では、 [フレーム移動時にオーディオを再生](オーディオスクラブ)を使うことで、より簡単にアニメーションの動きと音声を合わせて編集することができます。
[アニメーション]メニューから [フレーム移動時にオーディオを再生]にチェックを入れると、フレームの移動に合わせて音声が再生されます。
[3]完成!
[タイムライン]パレットの[再生/停止]をクリックすると、再生されます。
動きに合わせて音声がついたアニメーションが完成しました!
[ファイル]メニューから、[アニメーション書き出し]→[ムービー]を選択すると、MP4形式(拡張子:mp4)として書き出せます。
MP4形式の他にも、WindowsではAVI形式(拡張子:avi)、macOSの場合はQuickTime形式(拡張子:mov)としても書き出せます。
アニメーション・トレーニング講座は以上で修了です。
もっと詳しくアニメーション機能を学ぶなら
CLIP STUDIO PAINTのアニメーション機能について、もっと詳しく知りたい場合は、以下の講座をご参照ください。
ユーザーガイドはこちらをご覧ください。
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