簡単に描ける:2種類の冬の雪景色
《簡単に描ける:2種類の冬の雪景色》
今回のテーマは「冬の情景」です。世界中のすべての場所で雪が降るわけではありませんが、やはり「冬」と言えば、最も代表的なものは「雪」でしょう。この記事では、冬の情景でよく見られ、初心者が描きやすく、さらに人物イラストにも非常に適している雪に関するモチーフを厳選しました!以下の紹介では、各モチーフについて複数の描き方が含まれています。それらを自由に活用し、自分だけの冬の雪景色をデザインしてみてください!主な作例は「雪上がりの晴天」(左図)です。「雪の日」(右図)は参考として提示しています。必要に応じて目次機能を活用し、どちらか一方の描き方を選択して描くことができます!
はじめに!
まず、いつものように、簡単な色ブロックをベースカラーとして始めましょう!上半分には青空を描き、下半分は雪原とします。🔧描き方①長方形選択ツールを選択→画面上で左クリックして位置を選択→②塗りつぶしツールを選択→マウスの左ボタンでクリック(ショートカット:Alt+Delete)。
【空】
✧晴天の空
ここでは、空の色として濃い青色を推奨します。深い青色と白い雪のコントラストが魅力的であることに加え、実際に空の色は高緯度地域ほど濃くなります。同時に、高緯度地域は低緯度地域よりも雪が降りやすいため、雪景色においては、濃い色の空の方が説得力があります!晴天時の空は雲一つなく、簡単に描けます!2つのグラデーションを追加するだけで、とても綺麗になります。もちろん、日の出や日没時に太陽に染まった空を描くこともできます。個人的には、濃い青と白の組み合わせが好きなので、ぜひ試してみてください!🔧描き方グラデーションツールを選択→(上層の空)上から下へ直線を描く→(下層の空)下から上へ直線を描く。これら2層の色レイヤーは「雪」の下に配置する必要があることに注意してください。実際に描く際は、新しいレイヤーを追加せずに直接「空」に描くこともできますが、レイヤーを分けておくとグラデーションの位置を調整しやすいため、まずは分けて、満足のいく色に調整してからレイヤーを結合することをお勧めします。🎨色の選択+ 上層の空:ベースカラーよりも深く、より紫がかった色。+ 下層の空:ベースカラーよりも明るく、より緑がかった色。
✧雪の日の空
雪が舞うシーンを描きたい場合、雲が存在するため、空は青くならないことに注意してください。この場合、彩度が低く、灰色に近い色をベースカラーとして使用します。また、重厚な空を表現するため、はっきりとした雲を描くのではなく、どんよりとした灰色の一面として描きました。
🔧描き方「にじみ縁水彩」を選択→「空」レイヤーに直接描画します。🎨色の選択明るさ(濃淡)の異なる数色の灰色を選択し、色相にわずかな変化(10~20度以内)を持たせても構いません。✍️筆致まず大きなサイズのブラシで描き始め、徐々にブラシサイズを細くしていきます。色は濃い→薄い→濃い→薄い、と繰り返し使用します。横向きに描くことで雲層を表現し、画面にさらに圧迫感を持たせたい場合は、U字型の弧を描き、広角レンズで景色が変形する効果を演出することもできます。
さらに上部に乗算レイヤーを追加し、エッジの色を深くすることもできます。
📝備考「にじみ縁水彩」は、CSPの初期設定ブラシの1つです。お使いのデバイスで見つからない場合は、以下の場所から再ダウンロードできます(公式スクリーンショットの水彩カテゴリの7番目のブラシです):
ブラシのインストール方法については、以下の公式ヘルプを参照してください:
【質感のある雪原】
画面上にはすでにエッジが滑らかな雪原のカラーブロックがありますが、実際の雪原はそれほど平坦ではありません。作例では、まず傾斜を示唆する境界線を再描画し、次に雪原のテクスチャを描き、最後に広範囲の光と影、反射光などを追加します。🔧雪原の形状を描く――描き方「Gペン」(または他のエッジが硬いブラシ)を選択→「雪」のレイヤー上にエッジを描画→色を塗りつぶします。余分な部分を消しゴムで消しても構いません。📝TIPS+ 雪原は雪が自然に積もってできたものなので、直線ツールを使用するとかえって不自然になります。+ 険しい尖った角は描かないように注意してください。たとえ突起物があっても、そこには雪は積もりません。なだらかな場所にのみ大量の雪が積もります。
✧雪原のテクスチャを追加
🔧描き方①「点描ペン」ブラシを選択→「雪」レイヤーの透明ピクセルをロック→テクスチャを描画します。個人の好みに応じて②「指先」ツールを使用してテクスチャを減らしたり整えたりすることもできます。🎨色の選択+ ブラシのデフォルト設定に色の変化が含まれているため、ベースカラーと同じで構いません。+ 描き終わった後、色調補正ツールで色を調整することもできます。✍️筆致+ まず大きなサイズのブラシで手前の雪原を描き、次にブラシサイズを徐々に細くして奥の雪原を描きます。+ 「指先」ツールを使用する際も、雪原に隠された傾斜を意図的に表現することができます。+ 「点描ペン」ブラシでも「指先」ツールでも、雪原の上方エッジ付近を描く際は、エッジの上方形状に合わせて描画してください。「点描ペン」の例:
「指先」ツールの例:
さらに、「歪み」ツールを使ってテクスチャの位置や方向を調整することもできます:(より見やすくするために、ここでは雪のコントラストを少し高めています)
📝備考「点描」は、CSPの初期設定ブラシの1つです。お使いのデバイスで見つからない場合は、以下の場所から再ダウンロードできます(公式スクリーンショットの厚塗りカテゴリの7番目のブラシです):
✧広範囲の光と影を追加
🔧描き方「雪」レイヤーの上に新しいレイヤーを追加→レイヤーの合成モードを「加算(発光)」に設定→「下のレイヤーでクリッピング」アイコンをクリック→「エアブラシ(柔らかめ)」ブラシを使用→レイヤーに描画します。🎨色の選択光の色と雪原のベースカラーの色相に変化をつけたいので、非常に濃く、少し黄色がかった茶色(HEXコード参考:3D3220)を選択しました。✍️筆致広範囲に光を当てるため、大きめのブラシで描き、必要な箇所に軽く色を置いてください。発光部分は主に雪原の上部に集中させます。📝備考雪が降っている(曇り)状況の場合、直射日光が不足しているため、光の明るさをさらに下げてください。
✧雪の反射光を追加①
🔧描画――描き方先ほどのレイヤーの上にさらに新しいレイヤーを追加→レイヤーの合成モードを「加算(発光)」に設定→「下のレイヤーでクリッピング」をクリック→「じゅわっと空気感 1」ブラシを使用→レイヤーに描画します。✍️筆致光の点は明るい場所では多く、暗い場所では少なくなります。📝備考ブラシはこちらからダウンロードできます:
✧雪の反射光を追加②
🔧遠近感の調整――描き方「自由変形」(ショートカット:Ctrl+T)機能を使用→遠近感を調整します。【Ctrl】キーを押しながらマウスの左ボタンを操作することで、変形枠の角を自由に移動できます。📝備考+ 個別の傾斜に合わせて遠近感を調整したい場合は、なげなわツールで部分的な雪の反射光を選択した後、上記のステップを繰り返すこともできます。+ 反射光が強すぎると感じる場合は、レイヤーの不透明度を下げるか、この部分を直接描かないことも可能です。+ 雪が降っている(曇り)状況の場合、直射日光が不足しているため、反射する粒子を明るくしすぎないでください。明るさを下げるか、この部分を直接描かないでください。
✧雪原のエッジに光のハローを追加
🔧描き方「雪」レイヤーの下に新しいレイヤーを追加→レイヤーの合成モードを「加算(発光)」に設定→エッジに沿ってエアブラシで描画します。📝備考+ 雪が降っている(曇り)状況の場合も、このステップを追加できます。手順は同じですが、これは「強い日差しによって生じる光のハロー」から「遠方で雪や強風によって舞い上がる雪」へと変化します。
雪原の完成!(晴天時と雪の日の作例を以下に掲載します)
【雪原の足跡】
雪原に足跡を描く際、重要なのはその厚みを表現することです。🔧描き方「雪」レイヤーの上に「足跡」レイヤーを新規作成→「なめらか水彩」ブラシを選択→直接描画します。初心者は、まず下書きレイヤーを新規作成し、おおよその足跡の位置を決めてから本格的に描画することができます。🎨色の選択色については、足跡の部分を完成させるために4色を使用しました。これらは濃淡に変化があるだけでなく、色相も異なります。異なる色の組み合わせを試して、さまざまな効果を出すこともできます。✍️下書きまずおおよそのパスを決定→おおよその足跡の位置を描画します。+ 通常の歩行の場合、足跡の位置は左右交互に前進します。+ 遠近感を出すために、手前の足跡は形が大きく、足跡間の距離も遠くなります。その逆もまた然りです。
✍️描画手順1. 灰色で足跡の形を描きます。2. 足跡レイヤーの透明ピクセルをロックします。3. 中間色で厚みを描きます。
足跡の向きが異なる場合、足跡の厚みの形状と方向もそれに伴って変化することに注意してください。それは蓋のない箱を想像するとわかりやすいでしょう。向きを変えると、見える底の位置も変わります。作例では、一番下の足跡だけが別の方向を向いているので、これを例として参考にしてください。
4. より明るい色で足跡の明るい部分を描きます。5. 少し紫がかった色で、底部の形をさらに整え、色調の変化を強調します。6. 「足跡」レイヤーの上に、合成モードを「覆い焼きカラー」に設定したレイヤーを新規作成し、下のレイヤーでクリッピングします。7. 深い灰青色のエアブラシを使い、上から塗り始め、遠くの足跡をより明るくします。
8. 必要に応じて、自由変形機能で足跡に遠近感を持たせることができます。(「雪の反射光を追加②」と同じ手順です)変形後、描画枠の端に近い位置の足跡は、欠けている部分を補う必要があるかもしれません。
9. 上部に新しいレイヤーを追加し、白色の「薄墨にじみ」ブラシを使って、足跡のエッジ部分に表層の雪を描きます。このイラストの光源設定は、画面右から左に光が当たるように設定されているため、白色の部分は左側が厚く、右側が薄くなります。描画の際は、現在の足跡の平坦すぎるエッジを白色の部分で覆うようにしてください。
10. 足跡の底部が占める部分が多い場合(例えば作例の一番下の足跡)、またはカメラに近い足跡の場合、足跡の底部に雪を描き加えて、さらにディテールを追加できます。11. 個人の好みに応じて、「じゅわっと空気感 1」ブラシを使って、少し反射する雪の粒を加え、ディテールと情報量を増やすこともできます。
12. 全体の雪原を確認します。必要に応じて、そのテクスチャ、明るさ(【雪原】部分のステップを繰り返すこと)、足跡の位置などを再調整します。例えば、下の図では雪原のテクスチャの光と影を微修正しただけでなく、下方の足跡の方向も修正しています。しかし、上記の手順に従って、エッジの積雪位置なども一緒に修正すれば、非常に簡単です。
📝備考「なめらか水彩」、「薄墨にじみ」はCSPの初期設定ブラシです。お使いのデバイスで見つからない場合は、上記で言及した「つけペン・筆_Ver.1.10.9」公式素材集からダウンロードできます(公式スクリーンショットの水彩カテゴリの4番目のブラシ/インクカテゴリの6番目のブラシです)。しかし、この部分のブラシ選択による影響は大きくないため、使い慣れたブラシで描いてみてくださいね!
足跡の完成!
【雪原の木】
✧木のシルエットを描く
新しいレイヤーを追加し、「Gペン」を使って木のシルエットを描きます。+ 🎨色の選択:カメラに近い木ほど濃い色を使い、遠い木ほど薄い色を使います。+ 枝の太さ:中心の幹に近いほど太くなります。+ 樹種によって樹冠の形が異なります。特に描きたい樹種がある場合は、関連する参考資料を検索してください。+ 素材ライブラリで既存の木のシルエットを検索して使用することもできます。「tree」や「silhouette」などのキーワードで絞り込むことができます。+ 松(クリスマスツリー)のように枝が柔らかい樹種の場合は、枝が積雪によって垂れ下がってしまう可能性も考慮する必要があります。
✧木のディテールを追加
手前の木の場合は、以下の手順でディテールを追加できます。(遠くの木の場合は、シルエットだけでも構いません)🔧幹のテクスチャを描く――描き方「木のシルエット」レイヤーの透明ピクセルをロック→「点描ペン」ブラシを使用→ブラシ設定→「ブラシ先端」の「厚さ」を10に調整→枝の方向に沿って描画します。
🔧枝の前後立体感を強調する――描き方新しいレイヤーを追加→レイヤーの合成モードを「スクリーン」に設定→「木のシルエット」レイヤーでクリッピング→濃い青色の「Gペン」または「なめらか水彩」を使って後ろの枝を描画します。
✧木に積もった雪を追加
新しいレイヤーを追加して直接描画するだけで構いません。作例では、「よわ太鉛筆・通常・x2」ブラシを使用して描画しました。以下は注意事項です。+ 雪の量は、シーンの設定によって調整してください。以下の作例では、最初のステップまで(雪の量が非常に少ない)でも問題ありません。+ 雪は枝の「Y」字型の股部分に積もりやすく、次に水平方向の幹に積もります。+ 雪の量が多い場合は、その厚みを表現するために影を追加できます。(図2)+ 雪は木の根元部分でも三角形に積もります。(図4)+ 以前に大雪が降った場合や、雪が降り終わって間もない場合は、垂直な幹にも風で雪が付着します。(図5)+ 雪が降っているシーンを描く場合は、最低限でも図2程度の雪の量を描くことを推奨します。
📝備考この部分で使用した鉛筆ブラシは以下の場所からダウンロードできます:
✧木に雪の反射光を追加
最後に、雪原は日光を強く反射するため、木の底部に反射光を加えると、よりリアルになります!📝備考+ 林の場合、日光が雪原に直接当たらない場合は、反射光は強くありません。+ 雪が降っている場合は、舞い上がった雪などで遮られます。この時、この部分は同じ描き方ですが、内容は「反射光」から「雪」に変わります。
木の完成!
【雪原の枯れ草と枯れ枝】
画面をさらに豊かにしたい場合は、雪原に枯れ草や折れて地面に落ちた枯れ枝を描くのも、簡単で手軽な選択肢です!1. 作例の雪原には傾斜があるため、枯れ枝を描く際に意図的に傾斜の方向(青線)に沿わせました。平地を描く場合は、枯れ枝を斜めに描く必要はなく、水平方向に沿って描けばよいでしょう。2. 枯れ枝の色は、カメラに近いほど濃い色を使い、遠いほど薄い色を使います。3. 枯れ枝の位置を決めたら、雪の結晶を追加できます。下の図で描き加えた雪の結晶の位置は次のとおりです。+ A.先端に残る雪(少量)。+ B.地面に近い茎の部分に舞い散る雪。+ C.植物によって雪原がわずかに盛り上がった部分の雪。
枯れ枝の完成!
【雪原の影】
✧晴天時の影
私は銀白色の雪原に映る斑点の影が大好きです!直接描画する以外にも、さまざまな機能を使って影を作成できます。複雑な形状のオブジェクトの場合、描画時間を大幅に短縮できます!✍️手順1. 木のシルエットレイヤーを複製します。(レイヤーを下図のアイコンにマウスの左ボタンでドラッグ&ドロップできます)2. 自由変形機能(ショートカット Ctrl+T)を使い、上下反転機能(下図のアイコン)を使用します。3. 上記の「遠近感の調整」の手順に従って、適切な位置に調整します。4. 色を塗りつぶします(下図では淡い紫色を選択しました)。
5. 樹の影レイヤーの合成モードを「乗算」に設定します。6. エアブラシで薄い青色を使い、エッジ部分に色を吹き付けます。7. 自動アクション「Sticker Outline」を使用してレイヤーに水色の外枠を追加し、新規作成されたレイヤーの合成モードを「乗算」に設定し、不透明度を下げます。(*自動アクション素材のダウンロード場所は備考部分を参照)8. 外枠と樹の影レイヤーを結合します(ショートカット Ctrl+E)。
9. 樹の影レイヤーの透明ピクセルロックを解除します。10. 「選択ペン」ツールを選択します。11. ツール設定で、「硬さ」を最低に、「ブラシ濃度」を50に調整します。12. 画面上で樹の影のエッジ部分を選択し、ブラシを小さくしてエッジ部分を数回なぞっても構いません。13. フィルター→ぼかし→ガウスぼかしを選択し、適切な程度に調整したらOKをクリックします。
14. 余分な部分を消します。15. シーン設定における日差しの強さに応じて、最後に影の濃淡を調整します。
📝備考外枠の自動アクション素材は以下の場所からダウンロードできます:
素材をダウンロード後、自動アクションのインストール方法については、公式ヘルプを参照してください:
✧雪の日の影
晴天時のくっきりとした影に比べ、雪の日(曇り)は明確な日差しがないため、影の形がぼやけます。そのため、描画時はおおよその位置を描くだけでよく、枝の形を明確に描く必要はありません。✍️描画手順新しいレイヤーを追加→レイヤーの合成モードを「乗算」に設定→状況に応じてレイヤーの不透明度を下げます→鉛筆で描画することで雪原の質感を表現できます。🎨色の選択他の部分と同様に、色相がグラデーション(紫~青)になっている色を使用しました。
影の完成!
【舞い落ちる雪】
舞い落ちる雪の描画手順は非常に簡単です。ブラシをダウンロードしてインストールしたら、イラストの上をひと撫でするだけで完成です!雪の結晶の位置をより細かくコントロールしたい場合は、エアブラシを直接使用するだけで十分です。以下は注意事項です。+ 描画の際は、大小異なる雪の結晶を描くことで、手前と奥の空間感を強調してください。+ 風がない場合、雪は円形に近くなります。強風の場合、雪は斜めの楕円形になります。
ブラシのダウンロード場所:
最後に、2枚のイラストにそれぞれ人物を添えました。完成です!
結び
最後までお読みいただきありがとうございます!また、上記で紹介した各要素を組み合わせて、自分だけの冬の雪景色の構図を作成することもできますので、ぜひ試して楽しく描いてみてくださいね!
このチュートリアルはいかがでしたか?ぜひコメントで教えてください!このチュートリアルがあなたのお役に立てれば幸いです。
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