[1]ペンタブレットって何?

「ペンタブレット」とは、タブレット(板)に対してペンで描くことで、パソコンのカーソル操作ができる道具です。

マウスを使ってイラストを描くのは難しいですが、ペンタブレットを使えば、鉛筆やペンで紙に描くのとほとんど変わらない描き心地で、自然にイラストを描くことができます。パソコンで絵を描くためにはなくてはならない道具です。

パソコンで絵を描く道具は、ペンタブレットのほかにもあります。

ペンタブレットが液晶モニター画面になっていて直接描画できる「液晶ペンタブレット(液タブ)」や、パソコンの画面自体に直接描画できる「タブレットPC」があります。
これらはペンタブレットよりも高価ですが、板状のペンタブレットと比べて、さらに紙に描くのと変わらない感覚で描けるため人気です。

[2]ペンタブレットのここがスゴイ!

■筆圧感知がスゴイ!

ペンタブレットは線を引くだけでなく、どのくらい筆圧をかけているか感知できます。

アプリケーションが筆圧感知に対応していれば、筆圧に応じてブラシのサイズや色の濃淡が変化して、より手描きに近いニュアンスを表現できます。機種によっては、筆圧だけでなく、ペンの傾きやペンの向きなども感知するため、より手描きに近い複雑な表現ができます。
※筆圧、ペンの傾き、ペンの向きの感知機能はメーカー、機種によって異なります。詳しくはお使いのペンタブレットの取扱説明書、マニュアルなどをご確認ください。


■便利なボタンがいっぱい!

タブレットのペンや、ペンタブレット本体のボタンなどに様々な機能を割り当てられる機種もあります。
また、ペン先とは逆側のテールスイッチで描画すると、消しゴムとして認識される機種もあります。

<よく利用される設定>
・サイドスイッチ…スポイトや消しゴム、取り消しなど最も頻繁に使用するものを登録しておくとよいでしょう。
・テールスイッチ…基本的には消しゴムのまま使いますが、バネによる柔らかい感触を活かしてエアブラシなどのブラシを登録して使用することもできます。
・ファンクションキー…キャンバスを全画面に表示するためツール類を一時的に非表示にするTABキー、マルチモニタ環境であればペンで操作する対象モニターの切り替え、後述するオンスクリーンコントロールの呼び出しなどを登録しておくと便利に使用することができます。
・タッチホイール…指を滑らせることで状態を変化させることができるので、ここには拡大縮小や回転といったキャンバスの操作に関するショートカットを登録しておくと便利です。
またブラシの大小を変化させるショートカットを登録することでブラシサイズの変更を行うこともできます。


■オンスクリーンコントロールを使ってみよう

ペンタブレットには、リアルなハードウェアボタンの他に画面上に一時的に表示させるデジタルのボタンを使えるようにする「オンスクリーンコントロール」という機能が搭載されているものがあります。
このオンスクリーンコントロールは、ボタンの数が多く用意されているため、より多くのツールや操作を登録することができます。

オンスクリーンコントロールには、ラジアルメニューやプルダウンメニューなどカスタマイズ可能なメニューがいろいろありますが、設定が簡単で解りやすいラジアルメニューを例に紹介します。

一度に8個までのツールや操作を登録でき、さらに階層化することによって8×8=64個ものツールや操作を登録できます。
ラジアルメニューはペンのサイドボタンやペンタブレット本体のファンクションキーから呼び出すことができるため、どこかにラジアルメニューを呼び出す操作を登録しておけばペンタブレットだけでたくさんのツールや操作を行う事ができるようになります。
※ボタンや設定できる機能はメーカー、機種によって異なります。詳しくはお使いのペンタブレットの取扱説明書、マニュアルなどをご確認ください。

ペンタブレットを使いこなすと、パソコンはもっと生活や想像を豊かにしてくれる便利な道具になります!