2.下描き・ペン入れ

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CLIP STUDIO PAINT Ver.1.9.14対応


[1]下描き

[鉛筆]ツールを使って、キャンバスに下描きをしていきます。



■1.鉛筆ツールの準備


①[ツール]パレットから[鉛筆]ツールを選択し、[サブツール]パレットで[濃い鉛筆]を選択します。


②[鉛筆]ツールのブラシサイズを調整します。

[ツールプロパティ]パレットで調整するか、または[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択します。


【POINT】

タブレット版で描画ツールを使う方法については、以下の講座をご覧ください。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/543#a7c39c83


③[カラーサークル]パレットのカラーフィールドの最下部をクリックして、黒色を選択します。


※タブレット版では、[カラーサークル]パレットのアイコンをタップすると、[カラーサークル]パレットが表示されます。



■2.マンガの下描き


①レイヤーの名前を分かりやすいものに変更します。[レイヤー]パレットで「レイヤー 1」のレイヤー名をダブルクリックして、レイヤーの名前を「下描き」に変更します。


②[濃い鉛筆]で4コママンガの下描きを描いていきます。


③フキダシや効果線も、簡単に下描きしておきます。



■3.線を修正する


描いた線を修正したい時は、[消しゴム]ツールを使用します。


①[ツール]パレットから[消しゴム]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[硬め]を選択します。


②[消しゴム]ツールのサイズを調整します。

[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、[消しゴム]ツールのブラシサイズを調整します。

広い範囲を消す時はブラシサイズを大きくし、細かい部分を修正したい時は小さくします。


【POINT】[取り消し]で線を修正する

描画操作も[コマンドバー]の[取り消し]で、1つ前の状態に戻せます。描画した線全体を描き直したい場合は[取り消し]、線の一部分や複数の線にまたがって修正する場合は[消しゴム]ツールと、使い分けます。

iPad版の場合は、キャンバスを2本指でタップしても、操作を取り消せます。



■4.下描きの完成


下描きが完成したら、清書しやすいように「下描き」レイヤーの設定を変更しておきます。


①「下描き」レイヤーの線の色を水色に変更します。

[レイヤープロパティ]パレットの、[レイヤーカラー]ボタンをクリックすると、下描きの色が黒色から水色に変わります。


※タブレット版では、[レイヤープロパティ]パレットのアイコンをタップすると、[レイヤープロパティ]パレットが表示されます。


②[レイヤー]パレットの[不透明度]を「30」に下げ、下描きの色を薄くします。

下描きの不透明度を下げることで、清書の線を見やすくします。


次は、この下描きをもとにペン入れしていきます。


[2]ペン入れ

ひとコマずつ作成された[コマ枠フォルダー]の中に、レイヤーを作成してペン入れしていきます。



■1.レイヤーって何?


CLIP STUDIO PAINTでマンガを描くときには、「レイヤー」を使用します。

レイヤーとは、透明なフィルムのようなものです。線も色も、すべてこの透明な「レイヤー」に描きます。


線と色、キャラクターと背景などを、別々のレイヤーに分けて描いておくと、あとで修正が楽になります。また、非表示にするだけで、そのレイヤーに描かれたものを消した状態にできます。


レイヤーは[レイヤー]パレットで表示されている並び順で重なっています。下のレイヤーは上のレイヤーに描かれているもので見えなくなります。


キャンバスを作成すると、初期状態で[用紙]と「レイヤー 1」の、2枚のレイヤーが用意されています。

マンガを描く作業では、これらのレイヤーの上に「コマ枠」や「ペン入れ」、「ベタ・トーン」など、工程を進めながら、レイヤーを追加していきます。



■2.ひとコマずつペン入れする


①[ツール]パレットから[操作]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[オブジェクト]サブツールを選択します。


②ペン入れしたいコマの内側をクリックすると、クリックしたコマの[コマ枠フォルダー]を編集対象に変更できます。1コマ目をクリックすると、「1-1」フォルダーが選択されます。


【POINT】

[コマ枠フォルダー]には、描画できません。


③[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー]をクリックすると、選択している[コマ枠フォルダー]の中に、レイヤーが新規作成されます。


④このレイヤーにペン入れしていきます。レイヤー名をダブルクリックして、「線画」に名前を変更しました。


⑤[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[リアルGペン]を選択します。


⑥ひとコマずつ、下描きをなぞってペン入れしていきます。


【POINT】

[コマ枠フォルダー]には、コマ枠の外側を非表示にする[レイヤーマスク]がかかっています。

コマ枠の外にはみ出すように線を引いても、はみ出した線は表示されません。


⑦1コマ目が描けたら、[オブジェクト]サブツールで次のコマを選択します。同じようにレイヤーを作成して、ペン入れします。


すべてのコマにペン入れできました!



■3.背景を描き足す


キャラクターの座っている地面に、草木を描き足していきます。

今回は、[デコレーション]ツールに登録されている[草原]のブラシを使います。


①背景を描き足したいコマを[オブジェクト]サブツールで選択します。


②[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー]をクリックして、背景用のレイヤーを新規作成します。


③背景用のレイヤーの名前を「背景」に変更しました。


④[ツール]パレットから[デコレーション]ツールを選択します。さまざまな種類のブラシが、用途によってグループ分けされています。


⑤今回は[草木]ツールグループの中の[草原]サブツールを選択します。


⑥キャンバスをドラッグすると、ランダムに草の茂みが描かれます。


⑦不要な線は、[消しゴム]ツールで消して修正します。


【POINT】

草の茂みは、キャラクターを描いたレイヤーとは別のレイヤーに描いています。そのため、草の茂みの線だけを消すことができます。


⑧すべてのコマに、同じ手順で背景を入れます。


ペン入れが完成しました!


次は、ベタとトーンの作業です。

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