iPadの「ファイル」アプリ、iTunes、その他のオンラインストレージサービスを利用した、PCとiPad間でのCLIP STUDIO PAINTの作品ファイルなどの共有方法を説明します。

CLIP STUDIOのクラウドサービスを利用する方法については、こちらの記事で解説しています。

iPadの「ファイル」アプリ経由で共有する

「iCloud Drive」「Dropbox」「OneDrive」などのストレージサービスからCLIP STUDIO PAINTへ、iPadの「ファイル」アプリを経由して作品などのファイルを共有できます。複数ページの作品ファイルを手軽に共有できる方法です。
3Dデータや、サブツールファイルなども、ドラッグ&ドロップで読み込めます。
※Ver.1.8.6からご利用いただけます。

「ファイル」アプリからCLIP STUDIO PAINTへ作品などのファイルを共有するには、両方のアプリをスプリットビューやスライドオーバーで画面上に表示させてからドラッグ&ドロップでファイルをコピーします。

【POINT】
共有された作品ファイルは共有先のアプリへコピーされます。
共有元の作品ファイル自体をCLIP STUDIO PAINTで開いて編集することはできません。


■「ファイル」アプリからストレージサービスを選択する

「ファイル」アプリの「場所」に表示されているストレージサービスアプリをタップして選択します。「場所」に使用したいストレージサービスが表示されていない場合は、右上の[編集]で表示される一覧から選択してオンの状態にします。


■CLIP STUDIO PAINTから「ファイル」アプリへ作品をコピーする

①[CLIP STUDIO PAINT]メニューから、[ファイル操作・共有]を選択します。

②[ファイル操作・共有]ダイアログで、共有したい作品などのファイルをロングプレス(長押し)します。
※サムネイル左上のチェックボックスをチェックすると複数ファイルを同時に選択できます。

③[ファイル操作・共有]ダイアログから「ファイル」アプリへ、選択した作品ファイルをドラッグ&ドロップします。

④アプリのストレージへ共有されます。


■「ファイル」アプリからCLIP STUDIO PAINTへ作品をコピーする

①「ファイル」アプリに表示したストレージサービスから、共有したい作品ファイルを選択します。

②CLIP STUDIO PAINTの作品ファイルを、「ファイル」アプリからCLIP STUDIO PAINTの[ファイル操作・共有]ダイアログへドラッグ&ドロップします。

③[ファイル操作・共有]ダイアログにファイルが追加され、CLIP STUDIO PAINTで開くことができます。

【POINT】複数ページの作品ファイルはフォルダーごと選択してコピーする
複数ページの作品ファイルをCLIP STUDIO PAINTへコピーする時は、作品ファイルを格納するフォルダーごと選択してドラッグ&ドロップしてください。
フォルダー内の作品ファイル(.cmc)をドラッグ&ドロップすると、エラーメッセージが表示されて移動できません。

【POINT】
CLIP STUDIOの[作品管理]と他アプリ間も、作品ファイルの共有が可能です。CLIP STUDIO PAINTの[ファイル操作・共有]ダイアログと同じようにドラッグ&ドロップで行えます。

iTunesを利用する

複数ページの作品ファイルや複数のファイルを、iTunes(Windowsでも使用可能)を利用して一度に共有する手順を解説します。

iPadとPCをケーブルで接続します。「このコンピュータを信頼しますか?」とメッセージが表示されたら、[信頼]をタップし、パスコードを入力します。

iTunesにiPadのアイコンが表示されたら、クリックします。

[ファイル共有]を選択したら、[App]から[Clip Studio]を選択します。


■ PCから複数ページの作品を転送する

iPadに転送したい作品のフォルダーを選択し、iTunesの[Clip Studioの書類]にドラッグ&ドロップします。
macOSをお使いの場合は、iTunesの[ファイルの追加]または[追加]をクリックしても、転送できます。

【POINT】
複数ページの作品は、各ページのファイルと管理ファイルが1つのフォルダーにまとめられます。別の環境で作品を編集する場合は、必ずフォルダー単位で転送してください。フォルダー配下にあるファイルだけを移行すると、ファイルが破損する場合があります。

iTunesの[Clip Studioの書類]に、作品のフォルダーが表示されます。

iPadのCLIP STUDIO PAINTを開き、[ファイル]メニュー→[ファイル操作・共有]を選択します。
[ファイル操作・共有]ダイアログに、移行したフォルダーのサムネイルが表示されます。複数ページの作品の場合、サムネイルに最初のページが表示された管理ファイルだけが表示されます。


■ iPadから作品を転送する

iTunesの[Clip Studioの書類]から、PCに転送したい作品のフォルダーを選択し、[保存]をクリックします。

ダイアログが表示されたら、PCの保存先のフォルダーを選択します。

【POINT】
複数ページの作品は、各ページのファイルと管理ファイルが1つのフォルダーにまとめられます。別の環境で作品を編集する場合は、必ずフォルダーごと移行してください。フォルダー配下にあるファイルだけを移行すると、ファイルが破損する場合があります。

[保存先]で指定した場所に、作品のフォルダーが転送されます。転送された作品は、PCのCLIP STUDIO PAINTで編集できます。

【POINT:Wi-fi回線を使用した接続】
iOS11以上のiPadの場合は、Wi-fi回線を使用して、ファイルを移行できます。
iTunesの[概要]をクリックして、[wi-fi経由でこのiPadと同期]をオンにすると、ケーブルを接続しなくても、ファイルをやり取りできるようになります。

アプリから直接共有する(単一ファイルのみ)

clip形式、psd形式のイラストやjpg等の汎用画像など、単一ファイルの場合は、DropboxやOneDriveなどのオンラインストレージサービスや、AirDrop(macOS)で共有できます。

【POINT】
アプリ間で共有された作品ファイルは共有先のアプリへコピーされます。
共有元の作品ファイル自体をCLIP STUDIO PAINTで開いて編集することはできません。

オンラインストレージサービスのアプリから直接共有する手順を解説します。
※複数ページの作品ファイルは共有できません。


■ オンラインストレージ上の作品をiPadのCLIP STUDIO PAINTで開く

①iPadのDropboxやOneDrive等のアプリを起動し、PCでアップロードした作品ファイルを表示します。

②作品ファイルをタップしてCLIP STUDIO PAINTへエクスポート(ダウンロード)します。

・Dropboxの場合
ファイルを選択し、上部バー右端にあるアイコン「…」をタップして表示されるメニューから「エクスポート」をタップします。
表示されるアイコンから「別のアプリで開く」をタップします。

・OneDriveの場合
ファイルを選択し、上部バーの「エクスポート」アイコンをタップします。
表示されるアイコンから「ファイルの送信」をタップします。

③再度アイコン一覧が表示されたら、「Clip Studioにコピー」のアイコンをタップしてファイルをコピーします。
※「Clip Studioにコピー」アイコンが表示されていない場合は「その他」をタップして選択します。

④ファイルがコピーされると自動的にPAINTが起動して作品が表示されます。
また、[ファイル]メニュー→[ファイル操作・共有]で共有されたファイルを確認できます。


⑤共有されたファイルは、PAINTで開くとCLIP STUDIOの[作品管理]に表示されるようになります。


■ ipadで制作・編集した作品をストレージサービスへアップロードする

[ファイル]メニュー→[ファイル操作・共有]でアップロードしたい作品を選択し、[共有]をタップして共有設定を表示します。

・Dropboxの場合
共有設定で[Dropboxにコピー]または[Dropboxに保存]から、1ファイルずつアップロードできます。保存場所に同名ファイルがある場合は上書きされます。

・OneDriveの場合
共有設定で[OneDrive]アイコンをタップしてドライブ上の保存場所を選択します。1ファイルずつアップロードできます。保存場所に同名ファイルがある場合は別名で保存されます。