15.原画作業_カットフォルダー作成

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本講座では日本アニメーション株式会社のデジタル動画作業のやり方を基本に、CLIP STUDIO PAINTでのアニメーション制作工程を説明していきます。
*この記事は日本語です。 日本語以外のサイトでは、機械翻訳されています。

[1] [新規]ダイアログでの設定

はじめに、原画のカットフォルダーを作成します。

メニューバーを表示し、[ファイル]メニューから[新規]を選択します。
[新規]ダイアログが表示されるので設定を入力していきます。


①[作品の用途]:[アニメーション]を選択します。

②[ファイル名]:各作品の命名規則に準じて名前を付けてください。
「ちびまる子ちゃん」の原画では「Cm♯話数cカット数_g」と命名します。末尾には原画と分かるように「g」を付けます。

③[単位]:px(ピクセル)を選択してください。

④[基準サイズ]:今回はFIXを想定して設定します。FIX時は100Fの画像サイズである[幅]1600、[高さ]900、[解像度]160dpiを入力します。
フレームについては「3.カットフォルダーの作成」を参照してください。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/1357


⑤[演出フレーム]:カメラワークなどを付ける場合は「安全フレーム」としての役割をします。
動画時には設定しませんでしたが、原画作業時には必要であれば設定しましょう。
数値には[基準サイズ]からの距離を入力します。
(自分のスタジオのレイアウト用紙の100Fの画像サイズと[演出フレーム]のサイズが分かれば、簡単な計算で数値を割り出せます。)

【POINT:CLIP STUDIO PAINTで、スキャンしたレイアウト用紙の[演出フレーム]を測るには】
メニューバーを表示し、[ファイル]メニュー→[開く]で、スキャンしたレイアウト用紙を開きます。
※レイアウトをスキャンするときには必ず、各社の仕上げ注意事項で「100F時の画像サイズ」と「解像度」を確認し、そちらの数値を用いてスキャンしてください。「ちびまる子ちゃん」では100F1600×900,160dpiです。


[ウィンドウ]メニューから、[ツール]・[サブツール]・[情報]を選択し、3つのパレットを表示します。


[ツール]パレットから[選択範囲]を選び、[サブツール]パレットから[長方形選択]を選んでください。
[ツール]と[サブツール]を選択したら、[ツール][サブツール]ウィンドウは閉じてしまいましょう。


[長方形選択]ツールを使用して、キャンバス上にあるレイアウト用紙の「安全フレーム」を選択します。
選択されている範囲は[情報]パレットに表示されます。

[演出フレーム]のサイズは1412×800でした。

この数値と100Fサイズの1600×900を基に、[新規]ダイアログに入力する[上][下]、[左][右]の数値を計算しましょう。
[基準フレーム]-[演出フレーム]÷2の計算です。
[左][右]の数値を計算するには、(1600-1412)÷2=94
[上][下]の数値を計算するには、(900-800)÷2=50

「ちびまる子ちゃん」で使用されるレイアウト用紙の[左][右]は各94、[上][下]が各50となりました。
大体の誤差は生じるかとは思われますが、作品ごとにレイアウトが異なる場合は作画インする前に[演出フレーム]を測って共通の数値を共有するのが良いでしょう。

⑥[作画サイズ]:「3.カットフォルダーの作成」でも説明がありましたが、日本アニメーションではFIX時リテイクに対応できるよう110Fで素材を作成します。
[寸法指定]を選択した後、110Fの数値である[幅]1700、[高さ]900の数値を入力してください。

⑦[余白]:デジタル作業のみで完結できる場合は必要ありません。
しかし動画工程が紙の作業になる場合や、一度プリントアウトが必要な場合はタップ穴が必要 になるため、入力しておくと便利でしょう。
解像度を間違えないようにレイアウト用紙全体をスキャンしておけば[演出フレーム]を計算したときと同じような方法で数値を割り出すことができます。

⑧[作品名][話数]:[余白」の数値を[0]に設定した場合は、設定は必要ありません。
[余白]を設定している場合は、ここに[作品名]・[話数」を入力しておくと[余白]に入力した情報が表示されます。
※[話数]は最大1000話までしか入力できません。


⑨[フレームレート]:24に設定します。

⑩[再生時間]:タイムシート通りに設定します。
[秒+コマ]で打ち込んだ後、[フレーム数(1始まり)]にするのを忘れないでください。
(「3.カットフォルダーの作成」参照)

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/1357


⑪[カット番号]:カット袋通りに設定してください。 ([シーン番号]は、特に設定の必要がなければ「1」とします)

⑫[タイムライン名を自動設定]にチェックを入れてください。[シーン][カット]を基にタイムライン名が自動生成されます。

⑬[テンプレート]:[カット用テンプレート]にチェックを入れて、テンプレートから「NA_原画用テンプレート」を選択してください。


<プリセットに登録する>
作品ごと・フレーム別で[プリセットに登録]をしておくと、以降のカットフォルダー作成時に数値の入力が省けます。

①[新規]ダイアログで設定入力後、[プリセット名]右の[保存]ボタンをクリックします。


②登録の際は[解像度]と[フレームレート][カット用テンプレート]にチェックを入れます。

[OK]を押し[プリセットに登録]ダイアログを閉じると、プリセットとして登録されます。

③次からは、[プリセット]の一覧から選択するだけで、登録した設定が呼び出せるよう になります。


全て入力出来たら[OK]を押してください。

[2]カットフォルダーの保存

カットフォルダーが作成出来たら、忘れずに保存を行いましょう。

①[ファイル]メニュー→[別名で保存]を選択します。


②カットフォルダーをPC上の分かりやすい場所に保存します。
ここでは「原画」というフォルダーを作成し、その中に保存します。


CLIP STUDIOPAINTのデータは[.clip(CLIP STUDIO FORMAT)]という形式で保存されます。

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