作業を効率化する
本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。
PC版をご利用の方はスタジオモードの解説を参照してください。
スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。
CLIP STUDIO PAINTで使える作業を効率化するための機能を紹介します。
本記事で紹介しているTABMATE以外の機能はシンプルモードでは使用できません。スタジオモードに切り替えてご利用ください。
ワークスペースをカスタマイズする
頻繁に使用するパレットやツールを使いやすい位置に配置すると作業の効率がアップします。
スタジオモードのパレットは、パレット上部のタブ部分をドラッグして簡単に移動できます。パレットをフロート状態で使用したり、左右下のドッグに格納して整理できます。
ワークスペースの登録方法についてはユーザーガイドをご覧ください。
また、ASSETSでもワークスペース素材が公開されているので、適用してみるのもいいでしょう。
ASSETSでワークスペース素材をさがす
[Note]
レイアウトを初期状態に戻したいときは、[ウィンドウ]メニュー→[ワークスペース]→[基本レイアウトに戻す]を選択します。
繰り返す作業を自動化するオートアクション
効果の付いたレイヤーを作成したり、複数の工程がある仕上げ加工をするときなど、何度も繰り返す作業を[オートアクション]パレットに登録しておくと、ワンクリックで実行できます。
たとえば、線の色を彩色になじませる『色トレス』のように、工程が複数ある作業も1クリックで実行できます。
[オートアクション]の使い方ついて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
また、ASSETSで描き文字の加工や仕上げに活用できる[オートアクション]素材が多数公開されています。ダウンロードして登録しておけば、複雑な作業を簡単に自動化できます。
ASSETSでオートアクション素材をさがす
差分の作成で活躍するレイヤーカンプ
コンセプトアートなどで、同じ背景やキャラクターの色違いや少しディテールを変えた差分を作成することがあります。[レイヤーカンプ]パレットを使用すると、ファイルを分けることなく1つのファイルで簡単に差分の表示や書き出しができます。
画面上に[レイヤーカンプ]パレットがない場合は、[ウィンドウ]メニュー→[レイヤーカンプ]を選択すると表示できます。
[レイヤーカンプ]の使い方について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
片手入力デバイスTABMATEを使用する
片手入力デバイスTABMATE/TABMATE2を使用すると、ペンを持ったままもう片方の手でツールの切り替えや画面の拡大縮小回転、ブラシサイズの変更などの操作を行えます。
TABMATEとTABMATE2の違いについては、こちらのSUPPORTページをご覧ください。
スタジオモード
[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[CLIP STUDIO TABMATE]→[新しいTABMATE2を登録する]をタップして、表示されるダイアログに従って接続します。
TABMATE2の接続方法について詳しくは、SUPPORTページをご覧ください。
TABMATEの使い方についてはこちらのユーザーガイドをご覧ください。
TABMATE2の使い方についてはこちらのユーザーガイドをご覧ください。
シンプルモード
右上メニュー→[環境設定とヘルプ]→[CLIP STUDIO TABMATE]または[CLIP STUDIO TABMATE2]をタップすると、接続設定が表示されます。
接続方法について詳しくは、SUPPORTページをご覧ください。
スマートフォンを片手入力デバイスにする
CLIP STUDIO PAINTをインストールしたスマートフォンから、パソコンやタブレットにインストールしたCLIP STUDIO PAINTを片手入力デバイスのように操作できます。
スマートフォン側のCLIP STUDIO PAINTは[コンパニオンモード]で起動します。
コンパニオンモードに使用するスマートフォンは、CLIP STUDIO PAINTのスマートフォン版を契約していなくても、アプリをインストールするだけで使用できます。
コンパニオンモードの使い方について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
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