アニメーションに特化した機能
本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。
スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。
シンプルモードではアニメーションに特化した機能を使用できません。スタジオモードに切り替えてからご利用ください。
はじめてアニメーションを作る人に向けた、アニメーション・トレーニング講座はこちらです。
アニメーションの作り方について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
うごくイラストを作成する
イラストの一部を動かすことで、SNSなどでも目を引く「うごくイラスト」に作り変えることができます。
たとえば、下図の作例のような目と眉がうごくイラストを作成する場合の手順は大きく分けて以下のとおりです。
1.パーツを分ける
2.閉じた目を描く
3.中割りする
4.動きを確認する
動かしたいパーツだけをアニメーションフォルダーに格納してから作業を行っていきます。
うごくイラストの作成方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
オニオンスキンで前後の絵を参照する
[タイムライン]パレットから[オニオンスキンを有効化]をタップすると、選択したセルの前後のセルが表示され、前後の絵を参照しながら描くことができます。
Note:
[アニメーション]メニュー→[アニメーションセル表示]→[オニオンスキン設定]から、オニオンスキンの表示色や表示枚数(何セル先までを表示するか)を設定できます。
オニオンスキンについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
ライトテーブルを使用する
中割り(すでに描画したセルとセルの間に、さらに中間の絵を追加して動きをつなげる作業)をしてアニメーションの動きを滑らかにするときなどに、ライトテーブルレイヤーを使用します。
[ウィンドウ]メニューから、[アニメーションセル]パレットを選択して表示します。
上段には選択中の編集対象セルが表示されます。下段に参考にしたいレイヤーをドラッグ&ドロップするとライトテーブルレイヤーとして登録できます。
ライトテーブルについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
[アニメーションセル]パレットについてはユーザーガイドをご覧ください。
カメラワークで動きをつける
カメラワークの機能を使用すると、アニメーションフォルダーやレイヤーの画像を変形せずに、拡大・縮小や回転、移動などの動きをつけることができます。
例えば、カメラワークで背景のイラストだけ移動させることで下図のようなアニメーションを作成できます。
カメラワークを設定したいレイヤーなどを、2Dカメラフォルダーに格納して動きをつけていきます。
タイムラインやキーフレームについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
カメラワークについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
動きと音声を合わせて編集する
[フレーム移動時にオーディオを再生](オーディオスクラブ)を使うことで、簡単にアニメーションの動きと音声を合わせて編集することができます。
[アニメーション]メニューから [フレーム移動時にオーディオを再生]にチェックを入れると、フレームの移動に合わせて音声が再生されます。
オーディオスクラブについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
アニメーションを書き出す
作成したアニメーションを書き出す場合、[ファイル]メニューの[アニメーション書き出し]から目的の書き出し方法を選択します。
[アニメーションGIF]で書き出す場合、ファイル名を設定するダイアログにファイル名を入力すると、[アニメーションGIF出力設定]ダイアログが表示されます。
この先の手順は、AndroidとiPadで異なります。
iPadの場合
出力方法を設定して[OK]をタップすると、OSのファイルアプリが表示されます。保存先を指定して[保存]をタップします。
Androidの場合
出力方法を設定し、[OK]をタップすると、アニメーションGIFの出力と同時に、[ファイル操作・共有]ダイアログが表示されます。
Note:
[ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[ムービー]から、同様の手順でムービーデータとして書き出すこともできます。
アニメーションの書き出しについて詳しくはユーザーガイドをご覧ください。
コメント